最近よく聞くGoogle Payって何なの
今年に入って、Google Payという言葉を目にする機会が増えました。
それもそのはずで、元々Android Payとして提供していたサービスが2018年に入って改名しました。
Android Payの頃から普及しているとは決して言えず、Google Payも今一つです。
ゆきたんたんは、Androidのスマートフォンを利用しています。
そのため、Google Payは気になるサービスではあります。
分からないなりに、新しいサービスは検討したいと思い、今回ちょっと調べてみました。
おサイフケータイやApple Payとの違いについても、まとめてみます。
- 最近よく聞くGoogle Payって何なの
- Google Payの概要
- Google Payとおサイフケータイとの違い
- Google PayとApple Payとの違い
- Google Payの機種変更時の注意点
- 最後に
Google Payの概要
Google Payは、Googleが提供する支払いサービスです。
また、そのサービスを利用するためのアプリの名称です。
電子マネー、クレジットカード、ポイントカードを登録することができます。
Google Payのアプリ上で、それぞれのカードを持たずに電子マネーやクレジットカードの支払いが可能となります。
また、ポイントカードも同様に、カードを提示することなくポイントを貯めることができます。
必要なものは、スマートフォンとGoogle Payのアプリです。
Google Payで使用できる電子マネー
Google Payで使用できる電子マネーは、以下の4種類です。
- Suica
- nanaco
- 楽天Edy
- WAON
Google Payをインストールすることで、4種類の電子マネーを選択することができます。
それぞれの電子マネーに対してアカウント登録を行うことで、実際に利用することができます。
お店で使用するときは、電子マネーの名前を店員さんに伝えるだけで使用できます。
それ以外の特別な設定は必要ありません。
Google Payに追加した電子マネーは、アプリ上でチャージできます。
請求先は、Googleアカウントに登録したクレジットカード、デビットカードです。
Google PayのSuicaとモバイルSuicaとの違い
Google PayのSuicaで利用できるサービスは、モバイルSuicaと少し異なります。
モバイルSuicaは、ビューカード以外のクレジットカードを登録すると年会費が発生します。
Google PayのSuicaは、クレジットカードに関わらず年会費が発生しません。
しかし、Google PayのSuicaではグリーン券が購入できないなどサービスに多少の制限があります。
この差異がSuicaのサービス内容を、より複雑にしています。
2018年夏以降に利用できるサービス
Google Payでは、2018年夏以降に以下のサービスへの対応が予定されています。
- QUICPay
- Kyash
- JACCS
- JCB
QUICPayは、ポストペイ型の電子マネーです。
購入後にクレジットカードに請求が届くタイプです。
現在のGoogle Payでは、事前にチャージを必要とするプリペイド型電子マネーのみ利用できます。
また、各種クレジットカードへの対応も予定されています。
クレジットカードに対応した場合、スマートフォンでクレジットカード決済ができるようになります。
Google Payとおサイフケータイとの違い
ここまでの概要で説明した内容は、実はほとんど既に利用できるサービスです。
おサイフケータイが存在したため、利用することができました。
Google Payとおサイフケータイとの違いは、各電子マネーの管理方法です。
サービス名 | 電子マネーの取り扱い |
---|---|
Google Pay | Google Pay上で電子マネーを選択 |
おサイフケータイ | 電子マネーに対応するアプリをインストール |
おサイフケータイアプリなんて、ほとんど利用したことがない方が多いと思います。
ですが、モバイルSuicaやnanaco、WAONをアプリで利用した方は多いのではないでしょうか。
それらは、おサイフケータイ上でアプリを動かす形で電子マネーの支払いを実現しています。
おサイフケータイを既に利用されている方は、Google Payをわざわざ利用するメリットは少ないです。
Google Pay側のメリットと言えば、一つのアプリでインターフェースが統一されている点でしょうか。
電子マネーごとにアプリを準備、設定する必要がありません。
Google PayとApple Payとの違い
Google PayとApple Payを比較してしまうと、どうしても見劣りする部分が多いです。
Apple Payは既にポストペイ型電子マネーを搭載し、iD、QUICPayでの支払いが可能です。
Google Pay側の唯一のメリットとしては、利用できる端末が多いことでしょうか。
Apple Payは、iPhone7以降の機種でしか利用することできません。
そもそも、AndroidスマートフォンかiPhoneかの違いによって、利用するアプリが変わると思います。
Google PayとApple Payのどちらを利用したいかというよりも、その他の要因で決まる部分が多そうです。
この比較は、記載しておきながらですが、それぞれ便利であればそれで良いというレベル化と思います。
Google Payの機種変更時の注意点
Google Payの各電子マネーの残高は、機種変更時に引き継ぐことができません。
simカードがなくても、旧端末でGoogle Payを引き続き利用することはできます。
そうは言っても、引き継ぎたいと思うのが普通です。
この辺りは、今後Googleにてサービスが改善されることを期待するしかないと思います。
最後に
Google Payについて、サービス内容を興味本位で調べてみました。
正直、既におサイフケータイを利用している方は、わざわざ乗り換えるメリットが少ないです。
Google Payだからできること、ということが少ないです。
Google Payは海外でも展開され、海外ではNFCという通信方式が採用されています。
そのため、今後Google Payであれば海外でも利用できる、といった展開があるかもしれません。
そういった新しいサービスが開始された場合に初めて、利用を検討することができます。
正直、もう少し面白いサービスがあるのかと期待したのですが。
ちょっと肩透かし感がありました。
基礎知識を押さえて、今後の動向に期待しましょう。
以下、関連記事です。
モバイルSuicaについて、利用方法をまとめた記事はこちらです。
おサイフケータイとは異なりますが、docomoのd払いについても概要を記載しています。
ゆきたんたんは、キャッシュレス生活をおすすめしています。
Google Payも選択肢の一つになり得ます。
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