Suicaインターネットサービスの終了について
Suicaは、カードリーダーを利用すれば自宅で残高確認ができます。
その他、チャージやインターネットサイトの決済にも対応しています。
しかし、これらのサービスについて、JR東日本より終了する発表がありました。
終了の理由は、利用者の減少だと考えられます。
代替のサービスもないままに終了する形となっています。
そもそも、このサービスを知らない方も多いのかと思います。
そのため今回は、終了するSuicaインターネットサービスについてまとめます。
終了するサービスとは言え、あと1年間は利用することができます。
また、1つの記録として当記事をまとめることも良いと思いました。
サービス終了の背景
Suicaインターネットサービスの終了は、以下の通り発表されています。
背景と代替手段の有無を読み取ることができます。
一部抜粋です。
ご利用状況をふまえ、サービスの提供を終了させていただくこととなりました。サービス終了後は駅の券売機やコンビニでの入金(チャージ)、オートチャージをご利用くださいますようお願いいたします。また、お手元で入金(チャージ)やネットショッピングのお支払い、Suicaのご利用履歴を確認できるモバイルSuicaのご利用をご検討くださいますようお願いいたします。
背景については、ご利用状況をふまえて、とのことです。
カードリーダからSuicaを読み取っている人は、確かに少ないと思われます。
利用者が減少している中で、サービスの継続が難しくなったと推察されます。
終了するサービスの対象者
Suicaインターネットサービスは、以下の方が対象です。
- カードタイプのSuicaカードを利用している
- パソコンでPasoriなど、カードリーダを利用している
- インターネット経由で残高確認、チャージ、決済を行っている
前述していますが、全ての条件を満たす方は少ないと思われます。
そのため、代替サービスなく、終了するという選択が判断されたと思います。
各サービスの終了タイミング
Windowsパソコンから各サービスが利用できなくなるタイミングについて、一覧化します。
全て、現時点での終了予定タイミングです。
- 2019年8月~2020年5月
- ネット決済(加盟店によりサービス終了時期が異なります)
- 2020年9月
- Suicaポケットの受取り
- 2020年9月
- SF(電子マネー)の入金(チャージ)
- サービス利用登録
- Suicaの登録
- クレジットカード情報の登録・変更
- 2021年2月頃
- SF(電子マネー)利用履歴
- お客さま情報の変更
- ご利用明細書(領収書)
- Suicaの名称変更・削除
- サービス利用登録解除
- ID照会・パスワード再設定
2019年8月から、段階的にサービスが終了していきます。
2020年9月は、チャージができなくなるので1つのポイントと考えます。
最終的には、2021年2月頃をもって全てのサービスが利用できなくなります。
今後、同様のサービスを利用する方法
Suicaインターネットサービス終了後、カードタイプは同様のサービスを利用できません。
今後は、コンビニやセブン銀行ATM、駅の券売機を利用する必要があります。
最近のコンビニ等では、気軽にチャージ、残高確認ができるようになっています。
カードタイプ以外のモバイルSuica、Google Pay、Apple Payを利用する方法もあります。
スマホや携帯電話と一体型のサービスであれば、利用履歴や残高を確認することができます。
手元でチャージや残高確認ができるため、とても便利です。
今更ではありますが、Suicaを利用するにあたって、カードタイプ以外の選択肢が増えています。
モバイルSuicaをはじめとした各種サービスは、オンラインでチャージができるため便利です。
モバイルSuica会員が順調に増加していることを踏まえると、今後はこちらが主流になりそうです。
最後に
Suicaを利用するには、モバイルSuicaの利用がおすすめです。
グリーン券や特急券を購入しない場合、Google PayやApple Payもおすすめです。
モバイルSuicaと各種サービスは併用もできるため、とりあえず利用することも良いです。
インターネットサービスが終了しても、カードタイプがなくなるわけではありません。
今後も手軽にSuicaを利用するには、カードタイプが良いと思います。
デポジットはありますが、物理的にスマホと別になっている点は気が楽です。
一方で、Suicaとスマホが1つになっていると、とても便利です。
スマホ1つを持てば、Suicaを利用できるようになります。
コンビニでの決済についても、スマホがあればSuicaが利用できます。
ゆきたんたんは、モバイルSuicaを利用しています。
スマホとSuicaを1つにまとめているため、電池残量には少しだけ気を遣います。
それでも、電池残量が0%になることはないため、気にしすぎる必要はありません。
それよりも、便利な点が多いためにおすすめのサービスです。
以下、関連記事です。
モバイルSuicaのメリットについては、以下の記事にまとめています。
今後は年会費も無料化されるため、より便利になっていきます。
Google PayとモバイルSuicaは、1つのスマホで併用することができます。
両方インストールして、利用用途に応じて使い分けることができます。
Suicaは、JRE POINTを貯めることができます。
還元率が高く、きちんと貯めることでお得を実現することができます。
- 作者: 日本経済新聞出版社
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2019/03/05
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