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2020年春に楽天ペイでSuicaが発行可能。チャージができる

QRコード決済とおサイフケータイの合体

楽天ペイは、Suicaと提携することを発表しました。
楽天ペイのアプリ上で、Suicaが発行できるようになります。
Suicaに対しては、楽天ペイからチャージすることができます。

今回の提携は、QRコード決済の中でも大きなニュースです。
高い還元率がニュースになりがちですが、それ以外の話題です。
そして、おサイフケータイの分野との提携は大きな意味があります。

QRコード決済では、利用できる店舗に制限があります。
一方でSuicaは、多くの場所で利用することができます。
今回の提携で、QRコード決済のデメリットを保管することができます。

今回は、楽天ペイとSuicaの提携についてまとめます。
まずは、楽天ペイの基本的な使い方についてもまとめます。
2019年7月までは、高い還元率で利用することができます。



楽天ペイは、決済手段

楽天ペイそのものは、決済手段の名称です。
大きく分けて、店舗で利用するケースとネットで利用するケースがあります。
いずれも、楽天ペイに設定したクレジットカードに請求が届きます。

店舗で利用する場合は、スマホアプリでQRコード決済を実現します。
QRコードの読み取りや、バーコードを読み取ってもらうことで決済します。
決済時には、楽天スーパーポイントで支払いを行うこともできます。

ネットで利用する場合は、楽天IDで決済ができるというサービスです。
利用できるオンラインショップは、限られています。
無印良品やTOHOシネマズで利用することができます。


楽天ペイの還元率

楽天ペイは、ポイントの二重取りができる決済サービスです。
決済時に楽手ペイを利用することで、200円につき1ポイント、還元率0.5%が付与されます。
楽天ペイから請求が届いたクレジットカードは、通常通りポイントが付与されます。

紐付けたクレジットカードが楽天カードなどの場合、還元率は合計で1.5%です。
楽天ペイを利用するだけで還元率1.5%は、すごいです。
現状ではKyashを紐付けることで、還元率を2.5%以上にすることができます。

注意点として、楽天ポイントクラブのレギュラーランクの方は、楽天カードしか紐付けられません。

楽天ペイのキャンペーンで実質最大5%還元

楽天ペイは、期間限定で還元率が実質最大5%となるキャンペーンを実施しています。
楽天カードを設定した楽天ペイで支払いを行った場合、支払額の3.5%が付与されます。
楽天カードで1%還元、楽天ペイで0.5%還元、キャンペーンで3.5%の合計5%です。

期間は、7月1日9:59までです。
期間中の特典上限は、最大5,000ポイントです。
3.5%の還元率で5,000ポイントということは、支払額は約143,000円までが対象です。

7月1日10:00から9月30日23:59までは、第二弾キャンペーンが実施されます。
内容は、同様のものが予定されています。


楽天Edyとの違い

楽天ペイと楽天Edyとの違いについて、記載します。

名称 サービス 還元率
楽天ペイ 決済サービス 0.5%
楽天Edy 先払い型電子マネーサービス 0.5%

楽天ペイも楽天Edyも、それぞれ還元率は0.5%です。
支払い方法が随時の請求か、先払い型電子マネーかの違いがあります。
楽天Edyの大きなデメリットとして、残高がある状態でしか利用することができません。

楽天ペイは、事前に入金する必要がないため、気軽に利用することができます。
楽天Edyと比較すると、まだ利用できる場所が少ないことがデメリットです。


楽天ペイとSuicaの連携

楽天ペイがSuicaと連携することで、楽天ペイからSuicaにチャージできます。
チャージ時には、楽天スーパーポイントが付与されるようになります。
既に楽天スーパーポイントを貯めている方にとっては、大きなメリットです。

また、Suiaを利用できる店舗は多いため、楽天ペイ単体より幅が広がります。
楽天ペイからSuicaに入金しておくことで、いざという時にSuicaで支払いができます。
QRコード決済も、おサイフケータイも、全て楽天スーパーポイントにまとめることができます。

なお、グリーン券や特急券を購入する方は、注意が必要です。
楽天ペイのアプリではなく、モバイルSuicaのアプリを利用する必要があります。
使い方によっては、楽天ペイ単体ではなく、モバイルSuicaとの併用が必要です。

楽天ペイの今回の対応は、Google PayやApple Payに近いサービスであると言えます。
楽天スーパーポイントを貯めることができる、Google Payと考えれば分かりやすいです。
Google Payに楽天カードを紐付けることはできますが、自らシステムを作成した形です。


最後に

楽天ペイがSuicaを発行することは、QRコード決済とおサイフケータイの枠を超えます。
Suicaを利用できるようになることで、利用シーンがぐっと増えます。
乱立するQRコード決済の中で、楽天ペイが頭一つ抜けそうな印象です。

楽天カードをメインにSuicaを利用していた方にとって、メリットが多いです。
Google Payに楽天カードを紐付けている方は、乗り換えるメリットがあると思います。
乗り換えることで、楽天ペイ分のポイントが増えます。

一方で、楽天スーパーポイントを利用していない方に対する訴求力は、低いです。
これからわざわざ楽天ペイからSuicaを発行する必要はないと思います。
ゆきたんたんは、これからもモバイルSuicaを利用する予定です。


以下、関連記事です。

楽天カードについて、以下の記事にまとめています。
楽天スーパーポイントを貯めるためには、楽天カードの発行が必要です。

Google PayとSuicaを併用するメリットは、以下にまとめています。
両方利用することで、お得に利用することができます。

モバイルSuicaについては、こちらにまとめています。
本当に便利なので、SuicaはモバイルSuicaがおすすめです。


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