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Suicaに回数券機能が追加!JR東、テレワークの通勤に対応

定期券が不要となる社会

コロナ禍によるテレワークが推奨されて、約1年になります。
新しい生活にも慣れ、最近では、むしろ出社する人も多いように感じます。

この状況に、企業の中には、交通費を削減する企業も出てきています。
毎日出社する必要がないため、定期代の支給が廃止されつつあります。
出社の状況にもよりますが、確かに定期券は赤字となる出社回数です。

こうなると、出番が増えてくる商品が、回数券です。
Suicaであることから脱却する必要がありますが、確かにお得です。
10回分の料金で、11回乗車することができます。

定期券を利用しないのであれば、現状の最安値は回数券です。
いかんせん、利便性は落ちます。

そのため、この現状に対して、新しいサービスが開始されます。
それこそが、Suicaの回数券機能です。



Suicaに回数券機能を追加

JR東日本は、Suicaを利用した回数券機能を発表しました。
同一運賃区間を月に10回乗った場合、乗車1回分の運賃に相当するポイントが付与されます。
これにより、回数券と同様に、10%還元となります。

サービスの利用に際して、事前の申込は不要ですが、JRE POINTへの登録が必要です。
JRE POINTでは既に、鉄道利用で貯まるポイントサービスを開始しています。
Suicaを利用している方であれば、絶対に登録すべきサービスです。

また、定期券をお持ちの方に向けても、新しいサービスが始まります。
オフピークの乗車で、ポイントが貯まるサービスも開始されます。

いずれも、登録するだけで、お得になれます。


リピートポイントサービス

Suicaの回数券機能です。
Suica入金残高で繰り返し在来線を利用した場合、ポイントが還元されます。

従来の定期券機能とは異なる特徴は、以下の4点です。

  • 同一乗降駅ではなく、同一運賃区間が対象となる
  • 月10回でポイント還元された後、月11回以上の利用で1回ごとに10%還元されます
  • 在来線乗車ポイントも貯まります
  • 紙の回数券ではなく、Suicaが利用できる

同一運賃区間は、乗降車駅を問わず、運賃が同じであれば還元対象です。
東京⇔品川と、上野⇔池袋は、同じ168円のため、同一運賃区間となります。

月10回以上の利用は、10%ポイント還元です。
他のサービスとは異なり、11回目の利用も10%還元です。

1〜10回目の利用は、10回目の利用時に合計額の10%が還元されます。
11回目以降の利用は、利用の都度、10%が還元されます。

さらに、在来線乗車ポイントを併用することもできます。
モバイルSuicaは運賃の2%、Suicaカードは運賃の0.5%が還元されます。

両サービスを利用すると、モバイルSuicaは、何回利用しても12%還元です。


Suicaの回数券機能のメリット

Suicaの回数券機能は、通常の回数券と比較すると、以下のメリットがあります。

  • Suicaを利用できる
  • 同一駅の判定ではなく、同一運賃の判定となる
  • JRE POINTの登録のみで利用できるため、回数券の購入等は不要

いずれも、紙の回数券より便利に利用することができます。
Suicaを持っている方は、わざわざ紙の回数券を利用するメリットはありません。

きちんと登録を行うことで、日々便利に利用することができます。


定期券持ちの方向け、オフピークポイントサービス

2021年3月15日から、もう一つ、オフピークポイントサービスが開始されます。
通勤時間をズラした方に対して、JRE POINTを還元します。

平日の朝にSuica通勤定期券で、入場した時間帯によって、還元額が変わります。
ピークの時間帯より早く入場すると15ポイント、後で入場すると20ポイント還元です。
出場する駅は、対象エリアである必要があります。

ポイント還元対象となる時間帯は、各駅ごとに設定されます。
ピーク時間帯の前を「早起き時間帯」、後を「ゆったり時間帯」としています。

事前に、利用駅で設定されている時間帯を確認する必要があります。
普段利用している時間帯が無条件で当てはまる方は、お得です。

通気時間のピークをズラし、混雑度を平準化する意図が見えます。


最後に

テレワークによって出社の必要性が薄れ、満員電車も今は昔です。
このような背景の中で、回数券の需要が高まっていたのだと思います。
元々回数券は、VIEWカードでお得に購入することができます。

しかし、非接触であるSuicaの利便性は、他に代えがたいものがあります。
Suicaで回数券が利用できたら、どれほど便利か、というところです。

定期券を持ち、乗車回数が多い方には、ピークをズラすことでポイント還元します。

JRE POINTは、JR東日本グループの共通ポイントです。
Suicaとして利用するだけでなく、1ポイント1円としてルミネなどで利用できます。
Suica残高にチャージすることもできます。

お得にポイントを貯めることで、より便利な生活を実現することができます。
新しい社会に適応したポイントプログラムは、どんどん利用できるようにしましょう。


以下、関連記事です。

JR東日本では、電車に乗車するとJRE POINTが貯まります。
リピートポイントサービスとの併用が可能です。

カードタイプのSuicaより、モバイルSuicaはとても便利です。
オンラインでチャージすることができ、乗車ポイントの還元率も高いです。

Suicaは、Google Payとして利用することも可能です。
モバイルSucaと併用することも可能で、両方からチャージすることも可能です。


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