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マネックス証券で米国ETF買付応援プログラムがスタート

米国ETFの9銘柄について、買付手数料が実質無料

2019年も年末が近付く中で、マネックス証券が新たなニュースを発表しました。
「USAプログラム」(米国ETF買付応援プログラム)の開始です。
米国ETF9銘柄の買付手数料が実質無料になります。

対象9銘柄は、バンガードのものなど国内でもおなじみのものです。
米国ETFを購入している方は、対象銘柄を一度確認して下さい。
普段購入している商品が含まれている可能性があります。

米国ETFの手数料無料化の流れは、各証券会社で発表されています。
マネックス証券に限らず、SBI証券、楽天証券も手数料無料を発表しています。
証券会社によって、内容に多少の違いがあります。

今回は、マネックス証券のUSAプログラムについて、ご紹介です。
同時に、これまで実施していたゼロETFは終了となります。
今後の投資を考える上で、重要な変更です。



USAプログラムの概要

正式名称は、「USA(US etf Assist)プログラム(米国ETF買付応援プログラム)」です。
特定の米国ETFについて、買付手数料が無料になります。
2020年1月2日(木)(現地約定日ベース)より、適用されます。

買付手数料無料というのは、手数料キャッシュバックにて実現されます。
キャッシュバックについては、以下の2点に注意が必要です。

  • 手数料キャッシュは、買付手数料のみ。売却時は手数料が必要
  • キャッシュバックされる金額は、税抜

対象銘柄は、以下の9銘柄です。

  • バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
  • バンガード・S&P500ETF(VOO)
  • バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)
  • iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)
  • SPDR トラストシリーズ1(SPY)
  • ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
  • ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド(DHS)
  • ウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド(DLN)
  • ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド(DGRW)

VOO、IVV、SPYといった、S&P500に連動する銘柄が3銘柄も含まれています。
また、バンガードのVT、VTIといった日本でもお馴染みの銘柄が含まれています。
充実した内容であると言えます。


終了するゼロETFプログラムの概要

ゼロETFプログラムは、ウィズダムツリーETFと新規取扱い6ヶ月以内の米国ETFが対象です。
ウィズダムツリーETFは全27銘柄があり、USAプログラムに含まれる4銘柄も含まれています。
USAプログラムは、ゼロETFプログラムと比較してウィズダムツリー以外の選択肢が増えました。

取引手数料(税抜)が全額キャッシュバックされる点は、USAプログラムと異なります。
買付、売却のいずれも手数料がキャッシュバックされます。
キャッシュバック対象が税抜きである点は、USAプログラムと同様です。

ゼロETF対象銘柄である27銘柄の売却手数料(税抜)は、2020年3月31日まで実質無料です。
現在保有している方に対して、個別に連絡が届くそうです。
ゼロETFプログラムの終了に伴い、現在保有している方は何らかの対応が必要そうです。


NISA口座における米国株口座の取り扱い

マネックス証券では、NISA口座で米国株を取引すると買付時の国内手数料が実質無料です。
税込金額がキャッシュバックされることで、実質無料となります。
対象銘柄は限定されておらず、全ての銘柄が対象となります。

ゼロETFプログラム、USAプログラムよりもNISA口座がお得です。
キャッシュバック金額の対象が税込金額となっています。
また、対象銘柄が限定されていない点もお得なポイントです。

なお、NISA口座で取引をする場合、USAプログラムの対象外となります。
USAプログラムよりも良いキャッシュバックがあるため、当たり前と言えば当たり前です。


最後に

マネックス証券で米国株を取引する場合、NISA口座が最もお得です。
税込金額での全額キャッシュバックのため、実質無料となります。
NISA口座は1人1口座しか開設できないため、キャンペーンが強力です。

USAプログラムは、とてもお得なプログラムです。
人気のETFが対象となっているため、多くの方が対象となります。
これを機会に、投資対象のETFを変更することも良いと思います。

最近では、米国株ETFの手数料無料化の波が押し寄せています。
SBI証券、楽天証券も手数料無料化を始めます。
対象となるETFが若干異なるため、各証券会社での確認をおすすめします。

マネックス証券は、当面、為替手数料の無料化も発表しています。
現在、2020年4月までの為替手数料が無料となります。
見直しのタイミングが設定されているものの、当面の無料化は嬉しい限りです。


以下、関連記事です。

マネックス証券は、最低の取引手数料は0米ドルです。
キャッシュバックがあるとは言え、手数料は無料であれば無料の方が良いです。

https://www.yuki-tantan.com/entry/2019/07/12/200000:embed

ゆきたんたんは、米国株ETFのIVVに投資しています。
インデックス投資の王道として、S&P500に連動します。

米菓国株ETFの中には、世界中に投資するVTがあります。
これ1つで分散投資ができるため、難しいことは考えなくても大丈夫です。


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