JCBも20%還元の競争へ

JCBは、Google Pay、Apple Payの利用で20%還元を行います。
20%還元は、キャッシュバックの形で還元されます。
クレジットカード単体ではなく、事業者が還元するキャンペーンです。

還元の条件は、Google Pay、Apple PayでQUICPay+を利用することです。
QUICPay+に紐付けるカードは、勿論JCBカードに限ります。
還元上限は、1枚のJCBカードにつき、1万円です。

今回は、JCBの20%還元キャンペーンについて、まとめます。
便利なキャンペーンと思いきや、対象カードが限定されています。
注意点についても、まとめます。

20%キャッシュバックの概要

本キャンペーンの概要は、以下の通りです。

キャンペーンへのエントリーと利用方法は、以下です。

JCBカードの中には、クレジットカードとQUICPayが一体化しているものがあります。
それらの利用は、本キャンペーンの対象外となっています。
あくまで、Apple PayまたはGoogle Payを利用する必要があります。

今回のキャンペーンは、既存のQUICPayユーザも対象です。
「初めての」など、キャンペーンにありがちな条件がありません。
長期に渡るキャンペーンのため、対象の方はとにかくエントリーした方が良いです。

スマホ決済は、非常に便利です。
財布を取り出すことなく、スマホでそのまま決済できます。

本キャンペーンにおける一番の注意事項は、対象カードに制約があることです。
Apple Pay、Google Payでそれぞれに紐付けられるカードが異なります。
その上で、対象カードはJCBグループが発行するものに限られます。

具体的には、JCBプロパーカードや銀行カードが対象です。
クレジットカードだけでなく、デビットカードも対象です。
楽天カードやポケットカードなど、他社が発行するJCBブランドは対象外です。

1枚のカードにつき、還元額は最大10,000円です。
複数のカードを保有している方は、それだけ還元額が増えます。
既に複数枚を保有している方は、とてもお得なキャンペーンです。

今回のキャンペーン対象となっているQUICPay+は、利用シーンが多いです。
コンビニや飲食店、スーパー、百貨店などでも利用することができます。
ポストペイ型の決済方式のため、事前のチャージ等が不要です。

QUICPay、QUICPay+の概要については、以下の記事にまとめています。
両者は若干の違いがありますが、基本的な機能は同じです。
どのカードを紐付けるかによって、お得度は変わります。

QUICPayは、以下の店舗で利用することができます。
高額決済になる可能性がある店舗を抜粋しています。

やはり、アミューズメント施設と家電量販店は高額決済になりやすいです。
QUICPayは支払額の上限があるため、限度額には留意する必要があります。
きちんと管理することで、簡単に上限額に届くかと思います。

JCBグループのクレジットカードを保有している方は、とてもお得です。
保有枚数に応じて、還元額を増加することができます。
それだけ、JCBとしてもこのキャンペーンに対して本気ということです。

今回は〇〇ペイなどの新興サービスではなく、JCBブランドのキャンペーンです。
これだけの期間を開催するのであれば、これからの新規発行も間に合います。
存在感が薄れがちなクレジットカードも、還元率競争に参加しそうです。

消費税増税に向けた、各社の還元キャンペーンは動向が気になります。
お得なキャンペーンがあれば、まずは飛びついている勢いも必要です。
他方、無駄に決済手段を増やすことなく、節度を持つことは大切です。

以下、関連記事です。

ゆきたんたんが保有しているクレジットカードの還元率は、以下の通りです。
意外と有名どころしか発行していません。

楽天ペイは、Suicaを発行できるようになります。
〇〇ペイの中で、頭一つ抜け出した印象です。

dポイントは、毎月キャンペーンを実施しています。
今月は、dポイントカードの提示で+3%還元になります。

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