nanacoは電子マネーで唯一税金、公共料金が支払える
セブン&アイ・ホールディングスが提供するnanacoは、先払式の電子マネーです。
nanacoは、大きく分けて3つの種類があります。
nanacoカードの他に、nanacoモバイルやnanaco一体型セブンカード・プラスがあります。
nanaco最大の特徴は、キャッシュレスで税金、公共料金が支払えることです。
nanacoポイントは付与されませんが、クレジットカードでのチャージ時にポイントが貯まります。
このポイントを考慮することで、nanacoでの支払いがお得となります。
その他、イトーヨーカドーではポイント5倍となるハッピーデーを活用することもできます。
イトーヨーカドーなど、セブン&アイ・ホールディングスの店舗がお近くの場合はメリットが多いです。
お住まいの近隣の状況を踏まえた上で、nanacoの作成を検討すべきです。
というわけで今回は、nanacoのメリットについて、ご紹介です。
他の電子マネーとは異なるメリットがあるため、1枚持っていて損はありません。
nanacoのメリット
nanacoのメリットは、以下の5点です。
- 100円につきnanacoポイント1ポイントで還元率1%
- クレジットカードでのチャージでポイントが貯まる
- イトーヨーカドーのハッピーデーは5%オフ
- ネットでは、サンクスデーとハッピーデーでポイント5倍
- 税金、公共料金の支払ができる
それぞれのメリットについて、以下に詳細化します。
100円につきnanacoポイント1ポイントで還元率1%
nanacoでは、100円(税抜)につきnanacoポイント1ポイントが貯まります。
還元率は、1%です。
Suicaが0.5%還元ですので、nanacoは電子マネーの中では高還元です。
クレジットカード全体を見渡しても、還元率1%は高還元です。
また、nanacoの場合は、商品によってボーナスポイントが得られることがあります。
電子マネーとしては、比較的ポイントを貯めやすいポイントプログラムです。
クレジットカードでのチャージでポイントが貯まる
nanacoの特徴として、クレジットカードからのチャージ時にポイントが貯まります。
ただし、全てのクレジットカードでポイントが貯まるわけではありません。
楽天カードなど、最近になってからnanacoのチャージがポイント付与対象外となるケースもあります。
2019年1月時点において、nanacoへのチャージでポイント還元率が高いカードは、以下の通りです。
クレジットカード | 還元率 | 備考 |
---|---|---|
リクルートカード | 1.2% | 電子マネーへのチャージは月間30,000円まで |
Yahoo!JAPANカード | 0.5% | |
ファミマTカード | 0.5% | |
セブンカード・プラス | 0.5% |
リクルートカードは、チャージの上限はありますが、還元率が1%を越えています。
また、Tポイントが貯まるYahoo!JAPANカードとファミマTカードは、それぞれ還元率が0.5%です。
いずれも電子マネーへのチャージとしては、十分な還元率かと思います。
また、本家のセブンカード・プラスは、還元率が0.5%ですがnanacoポイントが貯まります。
支払時のポイント付与と合わせて、合計で1.5%の還元率です。
イトーヨーカドーのハッピーデーは5%オフ
イトーヨーカドーの実店舗では、8の付く日にハッピーデーを開催しています。
セブンカード・プラスもしくは、nanacoでの支払い時に支払額が5%オフとなります。
通常の買い物がお得になる点は、見逃せないです。
nanacoは、クレジットカードのチャージと支払時のポイント還元で1.5%がお得になります。
それと比較すると、支払額という限られた金額ではありますが、5%オフはお得度が高いです。
ネットでは、サンクスデーとハッピーデーでポイント5倍
インターネット上のイトーヨーカドーでは、サンクスデーとハッピーデーが開催されます。
3の付く日がサンクスデー、8の付く日がハッピーデーです。
それぞれの日付では、支払時に付与されるポイントが5倍となります。
実店舗の5%オフとは趣が異なりますが、インターネット上では支払方法は問いません。
他社のクレジットカードで決済をしても、nanacoポイントが5倍貯まる点がメリットです。
税金、公共料金の支払ができる
nanacoでは、税金、公共料金の支払が可能です。
きちんと支払えるだけの残高があれば、キャッシュレスで支払い可能です。
ただし、nanacoポイントは付与対象外となる点には注意が必要です。
nanacoポイントの付与対象外となるものは、支払額についてです。
つまり、nanacoへのクレジットカードのチャージはポイント対象です。
チャージ時には用途を問われないため、当たり前と言えば当たり前です。
税金、公共料金を支払いながら還元率は低くてもポイントが得られる点は、おすすめです。
nanacoのデメリット
nanacoのデメリットは、まだまだ利用できる店舗が少ない点です。
セブンイレブン、イトーヨーカドーをはじめとしたセブン&アイ・ホールディングスの店舗では利用できます。
しかし、SuicaやiDと比較すると、まだ利用できる店舗は少ないです。
一方で、デメリットと言えるものが店舗数くらいしか考えられないことも事実です。
利用できる店舗さえ近くにあるのであれば、発行しておいて損はないものです。
最後に
nanacoは、メリットが多くて利用しやすい電子マネーです。
セブン&アイ・ホールディングスの店舗で特典が多いことも、メリットです。
近くにセブンイレブンやイトーヨーカドーがある方は、是非発行しておきましょう。
先払式の電子マネーということもあり、何かとSuicaと使い道が重複します。
Suicaをはじめとした交通系電子マネーは、日頃の通勤、通学で利用する方も多いかと思います。
そのため、これらは外せないものとして、あと1種類は発行しても良いかと思います。
複数枚発行することで、管理が煩雑になっては本末転倒です。
自らが管理できる範囲内で、電子マネーは発行して下さい。
2枚目の電子マネーを発行する際には、十分に選択肢になり得る本命の電子マネーです。
以下、関連記事です。
記事冒頭でもご紹介していますが、nanacoの特徴はこちらにまとめています。
支払のできないネット会員がある点も、nanacoのユニークな点です。
セブンイレブンなど、コンビニで利用できるポイントカードをまとめた記事はこちらです。
ちなみにセブンイレブンでは、ポイントカードは導入していません。
セブン&アイ・ホールディングスが展開するオムニ7は、こちらでご紹介しています。
イトーヨーカドーのネットスーパーやアカチャンホンポがあるので、ゆきたんたんも利用しています。
- 作者: 日本経済新聞出版社
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2018/03/05
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