セブンイレブンの電子マネーnanaco
nanacoと言えば、セブンイレブンというイメージが強い方が多いかと思います。
テレビCMの影響かとは思いますが、ゆきたんたんも、その一人です。
実際、セブンイレブンをお得に利用するために、nanacoを利用しています。
nanaco自体は、セブン&アイ・ホールディングスが提供する電子マネーです。
つまり、セブンイレブンだけではなく、イトーヨーカドーをはじめとしたスーパーでも利用できます。
本当にお得度が高いのは、イトーヨーカドーで利用した場合です。
また、nanacoは他の電子マネーとは異なり、公共料金や税金を支払うことができます。
通常、公共料金や税金は現金払いのみです。
nanacoポイントの付与対象外ではありますが、キャッシュレスに支払ができる点はメリットです。
こういったメリットのあるnanacoですが、いざ発行しようとすると、意外と種類が多いです。
そこで今回は、nanacoの種類についてご紹介です。
本当は、nanacoのメリットまで記載するつもりでしたが、記事が長くなったので分割しています。
nanacoの種類
そもそもnanacoは、全部で4種類あります。
いずれも特徴が異なりますので、まずはどれを発行すべきか考える必要があります。
- nanacoカード
- nanacoモバイル
- nanaco一体型セブンカード・プラス
- nanacoネット会員
共通の特徴としては、nanacoでの支払時には100円(税抜)につきnanacoポイントが1ポイントが貯まります。
貯まったnanacoポイントは、1ポイント1円として利用することが可能です。
それぞれの種類の特徴について、以下に詳細化します。
nanacoカード
nanacoカードは、いわゆる一般的なnanacoです。
電子マネーの支払専用にプラスチックカードが発行されます。
電子マネーとしてはSuicaなどと同様、先払式のため事前にチャージを行う必要があります。
入会手数料として、300円(税込)が必要となります。
デポジットではないため、注意が必要です。
イトーヨーカドーのハッピーデーに発行すると、300nanacoポイントをもらえるので実質無料となります。
nanacoモバイル
nanacoモバイルは、nanacoのアプリから登録、支払ができます。
入会手数料は不要です。
おサイフケータイ対応のスマホがあれば、すぐに発行可能です。
また、nanacoへのクレジットカードによるチャージや、nanacoポイントを残高に交換することができます。
通常のnanacoカードでは、それぞれ店頭での対応が必要となります。
いつでも好きなタイミングでオンラインからチャージ、ポイント交換ができる点は大きなメリットです。
ゆきたんたんは、nanacoモバイルを利用しています。
nanaco一体型セブンカード・プラス
セブン&アイ・ホールディングスは、クレジットカードのセブンカード・プラスを発行しています。
セブンカード・プラスでは、nanaco一体型を選択することが可能です。
nanaco一体型セブンカード・プラスでは、nanacoの入会手数料が無料となります。
セブンカード・プラスは、支払額に応じてnanacoポイントが貯まります。
nanaco一体型を選択しない場合には、手持ちのnanacoのnanaco番号を紐付けることが可能です。
紐付けが完了すれば、既に持っているnanacoにnanacoポイントが付与されます。
nanacoネット会員
nanacoネット会員は、nanacoによる支払はできません。
nanacoポイントを貯めることができる会員プログラムです。
セブン&アイ・ホールディングスが展開するオムニ7を利用する際、nanacoネット会員として利用することも可能です。
支払はできませんが、オムニ7内の購入額に対してnanacoポイントを貯めることができます。
貯まったnanacoポイントは、次回の支払時に1ポイント1円として利用することができます。
還元率については、通常のnanacoポイントと同様です。
nanacoネット会員の最大の特徴は、nanacoカードやnanacoモバイルにポイント移行ができる点です。
通常、nanaco間での残高、nanacoポイントの移行は不可能です。
明記はされていませんが、nanacoネット会員はnanacoを保有していない方に対する救済措置のように考えています。
nanacoを保有していない期間に貯まったポイントを無駄にすることがなく、nanacoを入手したら即座に移行可能です。
なお、移行後はnanacoネット会員の番号が無効となるため、新しいnanaco番号にポイントを貯める必要があります。
おすすめはnanacoモバイル
これからnanacoを発行する方は、nanacoモバイルをおすすめします。
スマホを自由に扱うことができる方であれば、自分でチャージ、ポイント交換を行える点がメリットです。
また、入会手数料が無料である点も、地味ながら良い点です。
その他、おサイフケータイに抵抗がある方は、nanaco一体型セブンカード・プラスを選択した方が良いです。
nanacoポイントを複数の支払い方法で貯めることができます。
nanacoでの支払いであればチャージ時と支払時、クレジット払いであれば支払時にnanacoポイントを貯めることができます。
おサイフケータイやクレジットカードに抵抗がある方は、nanacoカードから始めてみましょう。
nanacoでの支払時にnanacoポイントを貯めることができるため、お得を体感することができます。
また、nanacoカードでも、クレジットカードからチャージすることでクレジットカードのポイントを貯めることができます。
最後に
今回の記事では、nanacoの種類についてのみ、まとめてみました。
ポイント還元率について詳細に言及していないため、何とも判断しにくい部分はあるかと思います。
この点は、別記事でまとめたいと考えています。
nanacoは電子マネーの中では比較的後発であり、セブン&アイ・ホールディングスに特化している部分があります。
お住まいの近くにイトーヨーカドーやセブンイレブンがある方は、発行しておいて損はありません。
ちなみに、セブンカード・プラスについては、そこまで重要ではないと考えています。
電子マネーも複数のサービスが存在するため、ご自身のお住まいの環境を踏まえて選定を行ってください。
きちんと使い分けることで、お得度は変わります。
以下、関連記事です。
セブン&アイ・ホールディングスは、ネット通販サイトのオムニ7を展開しています。
オムニ7では、購入額に対してnanacoポイントを貯めることが可能です。
nanacoは、セブン銀行のATMでチャージをすることができます。
セブン銀行ではATMの付加価値を持たせることで、利便性を高めています。
セブン&アイ・ホールディングスは、ロイヤリティプログラムとしてセブンマイルプログラムを展開しています。
まだまだ浸透しているとは言えないプログラムですが、面白い試みだと思います。

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