おつりも積もれば資産になる
2018年7月26日、NTTドコモとお金のデザインはdカードのおつり積立を開始しました。
THEO + docomoの資産運用サービスにて、運用されます。
THEO自体は、お金のデザインが提供するロボアドバイザーサービスです。
おつり積立は、日々の買い物のおつりを自動的に投資してくれるサービスです。
ロボアドバイザーでの運用となるため、細かいことはお任せすることができます。
設定することは、最初におつりの単位を設定するだけです。
今回は、THEO + docomoのサービス内容について、まとめます。
併せて、おつり積立についてもご紹介します。
THEO + docomoの概要
THEO + docomoは、最低1万円から始められる資産運用サービスです。
スマホでの利用をメインとしているため、スマホから以下の手順で運用ができます。
- プラン診断・口座開設
- 運用スタート
- おまかせ運用
簡単に投資をスタートできるような形になっています。
プラン診断では、5つの質問で最適なプランを提案してくれます。
口座開設自体は、オンラインで実施可能です。
口座開設後は、運用ができるようになります。
実際に運用を始めるためには、振込先銀行口座に入金をします。
入金後、資産運用がスタートします。
資産運用後は、おまかせで大丈夫です。
必要に応じて、残高や運用方針は確認を行う必要があるかと思います。
ロボアドバイザーのメリットを活かし、なるべくなら忘れてしまった方が良いかもれません。
THEO + docomoのメリット
THEO + docomoのメリットは、以下の通りです。
- ロボアドバイザーによる資産運用
- 1万円からスタートできる
- 運用額に応じて、dポイントが貯まる
- おつり積立が利用できる
一言で言えば、ロボアドバイザーによる投資を気軽に始められることがメリットです。
また、THEO + docomoであれば、dポイントが貯まる点がメリットです。
THEO+ docomoのお預かり資産1万円につき、ドコモ回線を利用している方は毎月1.5ポイント獲得できます。
例えば、預かり資産が100万円の場合、毎月150ポイント(年間1,800ポイント)が獲得できます。
投資をしながらdポイントが獲得できる点は、非常にお得です。
おつり積立とは
THEO + docomoでは、おつり積立を利用することができます。
おつり積立では、設定金額との差額をおつりとして積立することができます。
おつり積立の始め方は、以下の通りです。
- おつり積立の設定金額は、100円と500円の2種類から選択します。
- dカードで決済した金額の端数を「おつり」に見立てます。たとえば、500円を基準額として設定し、dカードで350円のお買い物をした場合、差額の150円が「おつり」となります。
- 「おつり」は毎日積み立てられ、毎月1回、指定の銀行口座からまとめて引き落とされます。
- おつり積立額が引き落としされ次第、資産運用が始まります。あとはTHEO+ docomoに全部おまかせ。あなたは毎日の生活を楽しむだけ。
具体的に1,630円を購入した場合について、考えます。
設定金額が100円の場合は、支払額1,700円との差額である70円が積み立てられます。
設定金額が500円の場合は、支払額2,000円との差額である370円が積み立てられます。
ちょっと多めの支払いとなるので、おつりを作るような形となります。
賛否はあるかと思いますが、強制的に積み立てられる点は投資を強制できるのでおすすめです。
おつり積立を利用する条件
おつり積立を利用できる方は、以下の条件を満たす方です。
- 本人名義のdカードを保有している方
- ドコモのケータイ電話を利用している方
docomoユーザのみが利用できます。
サービス名自体が「THEO + docomo」のため、対象ユーザが限定される点も仕方なしかと思います。
THEOのポートフォリオ
THEOのポートフォリオは、30種類以上のETFから構成されています。
投資先資産のバリエーションは、世界86の国・地域に渡ります。
投資先が多岐に渡るため、地理的な分散を行うことでリスク分散に繋がります。
信託報酬は、年率1.0%です。
ロボットアドバイザーとしては、信託報酬が高い部類です。
他のサービスを見渡しても、1.0%は最も高い信託報酬のグループです。
手軽さは魅力的ですが、既に投資をされている方はわざわざ利用する必要はないです。
これから投資を始める方には、十分におすすめできるサービスです。
投資は自己責任です。
少額から始めて、徐々に慣れていくことが大切です。
最後に
ロボットアドバイザーやおつり積立は、複数のサービスが提供されています。
他のサービスも検討した上で、docomoユーザであればTHEO + docomoがおすすめです。
運用額に応じてdポイントが貯まる点がお得です。
ここから投資をスタートすることで、投資に興味を持ってもらえればと思います。
以下、関連記事です。
dポイントの投資は、THEO + docomoに連動する形で運用されます。
ポイント自体の残高を増加させ、資産を増やすことも大切です。
ゆきたんたんは、dカードGOLDを利用しています。
dカード利用との損益分岐点についても、まとめています。
そもそものdポイントの始め方は、以下の記事にまとめています。
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