ポイ活はポイ株の時代へ
共通ポイントをお得に利用する方法は、ポイ活と呼ばれて久しいです。
いかに効率的に貯めるか、いかに有効に利用するか、です。
ようやく広まってきた言葉ではありますが、また新しい言葉が生まれました。
それがポイ株、ポイント株投資です。
個人的な解釈としては、ポイ活の中に含まれるものではあります。
しかし、ポイ株の場合は、明確に投資活動となります。
ポイ活と比較して、ポイ株はリスクとリターンが大きいです。
ポイ株ができる共通ポイントは従来、楽天スーパーポイントとTポイントでした。
そして今回、dポイントでもポイ株ができるようになりました。
SMBC日興証券と協力する形で、日興フロッギー＋docomoとなります。
今回は、日興フロッギー＋docomoについてまとめます。
ゆきたんたんも、早速登録して利用を開始しました。
日興フロッギーは100円で株が買える。
日興フロッギーは、投資関連記事と取引とが一体化した初心者向けのサービスです。
投資のハードルを下げて、多くの方に利用してもらいたい意図が見えます。
しかし、サービス内容自体は、投資経験者も十分に満足できる内容です。
日興フロッギーでは、100円で株が買えます。
これは、SMBC日興証券のキンカブというサービスを利用しています。
金額を指定して、株を購入することができます。
各証券会社には、1株ずつ購入するサービスがあります。
しかし、このサービスでは、購入単価は株価次第です。
それに対してキンカブでは、金額指定で購入するため、株数は1株未満も有り得ます。
小数点で株数が表示されます。
日興フロッギーはdポイントでも株が買える
日興フロッギーでは、dポイントでも株を購入することができます。
dポイントクラブのアカウントを連携することで、ポイントを残高として利用できます。
株の購入時に、お預り金もしくはdポイントを利用するかを選択できます。
dポイントを利用することで、入金することなく株を購入できます。
このあたり、ポイントを移行する必要がないため非常に楽です。
お預かり金と同じ感覚でdポイントを使用できます。
また、残高の意向がないため、1ポイントも無駄になりません。
サービスによっては、一度移行したポイントは戻すことができないサービスもあります。
日興フロッギーでdポイントを利用するメリット
dポイントを利用して投資を行うメリットは、とにかく以下の1点です。
- dポイントに対して、1ポイント1円以上の価値を持たせて現金化できる
日興フロッギーを利用することで、1ポイントの価値が2倍にも3倍にもなる可能性があります。
ポイ活では、あくまで上限が決まっている中での利用となります。
それに対して、投資であれば、明確な上限は決まっていません。
リスクもリターンも、自分次第です。
そして、投資を行うことで、現金化が可能となります。
日興フロッギーのデメリット
日興フロッギーは、多くの方が利用しやすいサービスになっています。
ただし、オンライン証券ではないため、ある程度の制約があります。
- 取引手数料が高めに設定されている
- 取引タイミングは午前と午後の始値のみ
- 購入できる銘柄が限定されている
まず、取引手数料は、下表の通りに設定されています。
| 概算注文金額 | 買付 | 売却 |
|---|---|---|
| 100万円以下 | 0.0% | 0.5% |
| 100万円超 | 1.0% | 1.0% |
100万円以下の買い注文は、無料です。
そのため、dポイントでの購入を前提とするのであれば、問題はありません。
気になるのは、売却時です。
0.5%の手数料は、高めに設定されています。
100万円超の約定は、さらに手数料が高くなるため注意が必要です。
取引手数料のデメリットについては、SMBC日興証券で取引することで解消可能です。
単元未満株を単元化することで、SMBC日興証券に移行可能となります。
SMBC日興証券での取引は、取引手数料がオンライン証券と比較しても遜色ない金額です。
次に、取引タイミングについては、良くも悪くも分かりやすくなっています。
1日に2種類の値のみしかないため、日中帯にチャートを追いかける必要がありません。
良く言えば簡単ですが、デイトレードや指値を利用する場合には、不向きです。
最後に、購入できる銘柄が限定されている点が挙げられます。
キンカブ対象として、SMBC日興証券が指定しているものだけを購入することができます。
S&P500に連動するETFなど、東証に上場していても、購入できない銘柄が存在します。
投資信託や外国株、海外の指数に連動するETFは、購入できないようです。
最後に
dポイントを貯めていた方にとって、ポイ株ができるようになったことは大変ありがたいです。
他の共通ポイントと比較して、後れを取っている部分がありました。
ポイント獲得で投資できるポイント数には、ある程度の限りがあります。
多くのポイントを持っている方ばかりではありません。
ゆきたんたん自身も、それほど多くのポイントを保有しているわけではありません。
ポイント数によらず、ポイ株を行うことで、ポイントの現金化を実施することができます。
また、1ポイント1円以上の価値を持たせることも可能です。
ポイ株は、リスクとリターンをきちんと検討することで便利に利用できます。
日興フロッギーであれば、初心者向けの記事を多数読むことも可能です。
投資を始める一歩として、ポイント株投資という選択肢は非常に良いと考えています。
ゆきたんたんは、dポイントを原資として、ポイ株で投資残高を増やしていきます。
以下、関連記事です。
dポイントは、dポイントのままで投資を行うことができます。
個別銘柄に投資を行うことはできませんが、テーマごとの投資は可能です。
docomoユーザは、dカードGOLDの保有がおすすめです。
年会費以上にdポイントを獲得できる可能性があります。
dポイントは、Pontaポイントとの相互交換が可能です。
ゆきたんたんは、Pontaポイントを貯めてdポイントに移行しています。
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