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Tポイントも投資ができる。CCCとSBIがスマホ向け証券会社設立

共通ポイントTポイントも投資可能に

CCCが展開する、共通ポイントのTポイントも、とうとう投資が可能になります。
CCCは、カルチュア・コンビニエンス・クラブの略称です。
共通ポイントとしては、dポイント、楽天ポイントに次ぐ3例目です。

Tポイントは共通ポイントの中で歴史が長く、持っている方も多いと思います。
また、最大の特徴として、有効期限がありません。
一度獲得したポイントは、無期限で利用することが可能です。
念のためですが、Yahoo! JAPAN等で獲得できる期間固定ポイントには有効期限があります。

そのため、多くのポイントを貯めている方が多いかと思います。
そんな方には、今回の新証券会社設立のニュースは朗報です。
貯まった多額のポイントを運用することが可能となります。

今回は、そんなTポイントの投資について、ご紹介です。
dポイント、楽天ポイントの違いについてもまとめてます。



SBIネオモバイル証券の設立

CCCは、SBI証券と共同で新会社を設立します。
SBIネオモバイル証券という名前で、SBI証券の出資比率が高いものと推測されています。
そのため、SBIホールディングスの子会社となりそうです。

SBIネオモバイル証券で提供するサービスは、スマホ向けの投資サービスです。
若年層をターゲットとしており、ロボアドのサービスを展開する予定です。

最大の特徴は、Tポイントを1ポイント1円として購入に利用できることです。
Tポイントで実際に、株式や投資信託を購入することができる予定です。
また、投資を行うことで、Tポイントを貯めることもできる予定です。

Tカードの使用履歴や購買履歴より、ユーザに適した銘柄のおすすめ機能も実装予定とのことです。
この点については、他の共通ポイントより、一歩踏み込んだ機能と言えます。
支払に利用するだけでなく、共通ポイント側の機能も取り込む形となります。


他の共通ポイントの投資との比較

共通ポイントとしては、Tポイント、dポイント、楽天ポイントの運用が可能となりました。
各ポイントで若干特徴が異なります。
一覧表を以下に記載します。

項目 Tポイント dポイント 楽天ポイント
ポイントの運用 ×
金融商品の購入 ×
金融商品の購入で
ポイント付与
×

Tポイントは、実際に金融商品を購入することができます。
また、購入額に応じて、Tポイントを貯めることができます。
これは前述の通りの特徴ですが、Tポイントと楽天ポイントのみの機能であることが分かります。

dポイントは、実際に金融商品を購入することはできません。
他方、ポイント自体を運用して、ポイント残高を増やすことができます。
今後は、金融商品を購入できるようになるのでしょうか。

一覧表にすると、楽天ポイントは様々な運用が可能であることが分かります。
今回取り上げた項目は、全て満たしています。
自前の楽天証券があるため、幅広いサービスが提供されているようです。


SBIネオモバイル証券の今後の展開

Tポイントは貯めている人が多いとしても、国内株を購入できるほど貯めている人は少ないはずです。
そのためSBIネオモバイル証券では、少額での投資信託の購入がメインになるかと思います。
これは、楽天証券において楽天ポイントで投資信託を購入できる仕組みと同じです。

SBIネオモバイル証券における投資信託の最低投資額は分かりませんが、楽天証券は100円です。
100円から投資信託を購入できるのであれば、全額Tポイントで気軽に購入できます。
1ポイント1円の価値から、運用が始まる形となります。

徐々に投資に慣れた頃には、SBI証券に移行する想定でしょうか。
SBIネオモバイル証券の取扱商品数も気になるところですね。


最後に

共通ポイントを利用した投資サービスが次々と開始され、投資が身近になっています。
今後もこの傾向は続き、様々なサービスが開始されるかと想定されます。

また、pontaが投資に参入していない点も気になります。
もっとも、pontaポイントはdポイントに移行できるため、dポイントでの運用は可能です。
dポイントとpontaポイントは、どちらかに寄せて良いかと考えています。
ちなみにゆきたんたんは、dポイントに寄せています。

ポイント自体は、1ポイント1円の価値を持っています。
ポイントを運用することで、その価値を増加させることができます。
また、実際に投資信託を購入することで、実質的に換金も行えます。

今後もポイントの自由度が広がれば、より便利になることが想定されます。
そのような未来くれば良いと考えています。


以下、関連記事です。

dポイントのポイント運用は、ポイントそのものを運用する形です。
金融商品を購入することはできませんが、1ポイント1円で資産が増えます。

楽天ポイントは、投資信託への投資を行うことができます。
また、楽天カードでは、クレジットカードの支払いで積立投資を購入できます。

新生銀行は、取引内容に応じてTポイントを貯めることができます。
給与振込やATMの利用など、日常のちょっとしたことでTポイントを貯めることができます。


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