ライフプランシミュレーションを実施したことはありますか
ご家庭で家計簿をつけて、月ごとや年ごとの収支を確認している方は多いと思います。
ゆきたんたんも家計簿はつけていますが、家計簿は事実であって、過去の話です。
これから先、どのような出費が発生し、ちゃんと生活していけるのか。
それを確認するためのツールが、ライフプランシミュレーションです。
本来ならば、ファイナンシャルプランナーに作成を依頼したりする必要がありますが、
インターネットでライフプランシミュレーションのツールを提供しているサイトがあります。
簡易的ではありますが、黒字のままいけそうか、赤字になりそうかの判断ができます。
便利な世の中になりました。
ゆきたんたんは、住宅購入の際に目安の金額をライフプランシミュレーションを用いて確認しました。
将来無理しない生活を送るために、今のうちからシミュレーションを実施しておくことが重要です。
ライフプランシミュレーションとは
一生涯を送る上では、結婚、出産・子育て、住宅購入、リタイアなど様々な出来事が控えています。
これらのライフイベントを実行するには、大きな出費が発生することもあります。
例えば、車の買替えや住宅購入の時期、さらに子どもの進学等の時期が重なった場合の出費はいくらか。
まとまった資金が短期間で必要となった場合、事前準備（貯蓄）が不十分では乗り越えられません。
先々のライフイベントを見越して、必要資金の準備を始めておくことがとても重要です。
どんなイベントにどのくらいお金がかかるのか、また、それはいつ発生するのか。
その目安を知ることで、夢や目標を実現できるようになると考えています。
これらを可視化してくれるのが、ライフプランシミュレーションです。
ライフプランシミュレーションを提供しているサイト
本来ライフプランシミュレーションは、個人個人で必要な要素も結果も異なります。
そのため、ファイナンシャルプランナーとの打ち合わせが必要になります。
ですが、そこまで正確でなくても良ければ、以下のサイトでシミュレーションが実施できます。
ゆきたんたんは、これらで十分だと考えています。
- 日本FP協会
- 全国銀行協会
- ゆうちょ銀行
- スルガ銀行
当たり前ですが、お金に関係しそうなサイトばかりですね。
日本FP協会
日本FP協会では、9つの質問に答えるだけのお手軽なライフプランシミュレーションが提供されています。
ライフプランの診断結果としては、比較的甘めに算出されるように感じます。
当然詳細まで入力したわけではないので、あくまで目安という位置付けですね。
日本FP協会は、ライフプランシミュレーションだけではなく、以下の便利ツールも配布しています。
- 家計の収支確認表
- 家計のバランスシート
- ライフイベント表
- 家計のキャッシュフロー表
これらはいずれもフォーマットのみの配布ですので、実際に試す場合は手書きする必要があります。
これらを使いこなせる方は、十分にFPとしての技量がある方だと思います…結構大変です。
全国銀行協会
全銀協、こと全国銀行協会もライフプランシミュレーションを提供しています。
シミュレーションは「きほんシミュレーション」と「くわしくシミュレーション」の2種類があります。
いずれも、日本FP協会よりは厳しい算出結果になっています。
ただし、数値情報の入力項目は少ないため、後ろでどのような仕組みになっているか気になりますね。
ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行では、独自のライフプランシミュレーションを提供しています。
口座開設の有無に関わらず、誰でも利用できます。
質問内容は全銀協のものと似ていますが、数値情報など詳細に入力する必要があります。
ただし、結果自体は全銀協よりも甘めに感じます。
スルガ銀行
ゆきたんたんも利用している、スルガ銀行のライフプランシミュレーションです。
ここは、本当に詳細にシミュレーションが実施できるのでおすすめです。
ゆうちょ銀行同様、誰でも利用することができます。
「簡易シミュレーション（約30秒）」と「詳細シミュレーション（約10分）」があります。
詳細シミュレーションの場合は、以下の項目を事細かに入力する必要があります。
結果については、他の3つよりも厳しいです。
簡単に赤字転落します。
何が厳しくなっている要素なのか、いまいち確認はできていないです。
それでも、入力項目が多い分、信頼性も高いのかなと思っています。
ライフプランシミュレーションの注意点
ライフプランシミュレーションは、実際にやってみると楽しいものです。
良い結果が出ると生きる希望が湧きますし、悪い結果は不安になります。
そして、どうやったら改善できるのか色々試すのも面白いですね。
しかし、これらはいずれも将来のことを予測しているに過ぎません。
何も約束された未来ではありませんので、その点だけご注意下さい。
ずっと黒字だから、と散財を続ければ、将来は変わります。
また、急な事故やケガで働けなくなることもあります。
そういったことを踏まえて、一つの目安として捉えておきましょう。
一方で、ライフプランが変更になった場合などは、再度シミュレーションをしてみましょう。
未来は変わります。
そのため、都度の確認が必要になります。
最後に
今回は、実際にライフプランシミュレーションを実施できるサイトのご紹介でした。
ライフプランシミュレーションを個人で行うことができるのは、本当に便利です。
これを実施して、奥さんや旦那さんとの会話をしてみるのも良いかと思います。
ゆきたんたんは、ちゃんと妻にシミュレーション結果を開示しています。
ちょっと怪しい雰囲気の結果が出た場合についても、見せるようにしています。
良い結果ばかりが出ていても、信用性が低いですからね。
将来のことが少しでも分かれば、今を生きやすくなると思います。
あとは、家計簿上で実績を積み上げるだけで将来が実現できます。
ライフプランシミュレーションも家計管理も、
インターネットのサービスやアプリで実施できるので、本当に便利な世の中ですね。
- 作者: 塚原哲
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