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貯金を増やすには、米国株でインデックス投資。米国株のメリットとは

貯金を銀行に預けても、残高は増えない時代

お金は大切に、銀行で定期預金に預けましょう、ということは多くの方が理解しています。

しかしそれは、一昔前の常識です。
今の常識は、貯金と投資をバランス良く組み合わせることです。

投資というと、どうしても一攫千金とか、お金儲けとか良くないイメージが先行しがちです。
でも、定期預金の金利が0.01%という今の時代は必要なものです。
100万円を預けても、100円しか得られないわけですから。
過去は定期預金の金利が5%を超える時代があったため、前述の常識が生まれたのだと思います。
100万円を預けて5万円が返ってくる時代ですから、投資をしなくても十分なリターンがあります。

投資の必要性を伝えたいので、この記事を作成してみました。
インデックス投資がおすすめですが、その中でも、まだまだマイナーな米国株のご紹介です。



インデックス投資の考え方

インデックス投資は、日経平均やTOPIXなどの株価指数に連動するファンドに投資をすることです。
日経平均に連動するインデックスファンドであれば、日経平均と共にファンドの価格も上昇します。

ゆきたんたんは、インデックス投資をおすすめしています。
メインの投資法として、時間を掛けて確実なリターンを得ることを目的としています。
一攫千金はできませんが、こつこつと利益を積み上げることができます。

インデックス投資のメリット

そんなインデックス投資のメリットは、以下の通りだと考えます。

  • 毎日、毎月の積み立てを仕組み化することで考えずに投資できる
  • 時間を武器にして、そこそこの平均点を取れる
  • 手数料が安く、過去実績でアクティブ投資に勝つ実績

投資のシステムを作ることで、成績の良し悪しに関わらず積み立てを実施できます。
過去の成績として、アクティブ投資よりも結果が出ていることも魅力ですね。

インデックス投資のデメリット

反対に、インデックス投資のデメリットは、以下の通りです。

  • 大きな結果は得られず、短期的な結果も出ない
  • 何事にも動じない鋼の心が必要

インデックス投資は、投資後すぐに暴騰して結果が出るようなものではありません。
一方で、どんな状況になっても積み立てを実施する動じない心が必要です。

ただし、本当に大暴落するような状況は見極める必要があります。
状況に動じずとも、どのようになっているかを把握する知識は必要です。


米国株で積立を行うメリット

インデックス投資を行う上で、米国株は最良の選択肢と考えています。
一定の範囲内を行ったり来たりする日経平均と異なり、右肩上がりで上昇します。

日本にいながら直接米国株を積み立てる手法は、以下の2点です。
そして、それぞれの特徴はお金をどの資産で持つかがポイントです。

  • 投資信託などで海外に投資を行う
    • 日本円で気軽に購入可能
    • 情報量が多く、たくさんの選択肢から選ぶことができる
  • 米国株など、直接外国株を積み立てる
    • 資産をドルで持つことが可能
    • 日本にはない、素晴らしい商品が多数存在する

日本円だけで資産を持つだけではなく、ドル資産を持つことでリスク分散が可能です。
また、米国株には日本にはない高配当株や商品が多数存在します。

米国株は、ネット証券での取引が便利

米国株の取引ができるネット証券は、以下の3つです。

  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券

ネット証券は多数ありますが、この3つしかありません。
いずれかに口座開設を行うことで、米国株の取引が可能となります。
通常の口座開設後に、米国株口座開設のちょっとした手続きは必要ですが。

NISA口座であれば、米国株の手数料を抑えて取引が可能となります。
非課税口座でどんどん米国株を積み立てたいですね。

マネックス証券のメリットについては、別記事にまとめています。


IVVでS&P500に投資を行う

米国株の中でも、インデックス投資を行う場合におすすめなのがIVVです。
正確には、iシェアーズ・コア S&P 500 ETFという商品です。
(IVVは、ティッカーと呼ばれる、企業や商品を表す符丁です)

IVVのメリットは、以下の通りです。

  • S&P500に連動する投資成果
  • 設定来より、年率5.0%以上のトータル・リターン
  • 利回り1.8%の分配金
  • 経費率0.04%の手数料の安さ

そして、その価格は以下の通り右肩上がりの上昇を続けます。
発売当初の2000年5月に10,000$を投資した場合、その価格は25,000$にもなります。

IVV
IVVのリターン

IVVの組入銘柄

IVVは、S&P500と同等の投資成果を出すべく、505銘柄に分散投資をしています。
その価格は、1株281.55$、およそ3万円です。
いずれも2018年7月13日時点の数字です。

505銘柄のうち、上位10銘柄は以下の通りです。

ティッカー 銘柄名 保有比率(%)
AAPL APPLE INC 3.96
MSFT MICROSOFT CORP 3.41
AMZN AMAZON COM INC 3.07
FB FACEBOOK CLASS A INC 2.09
BRKB BERKSHIRE HATHAWAY INC CLASS B 1.55
JPM JPMORGAN CHASE & CO 1.52
GOOG ALPHABET INC CLASS C 1.52
GOOGL ALPHABET INC CLASS A 1.51
XOM EXXON MOBIL CORP 1.48
JNJ JOHNSON & JOHNSON 1.42

誰もが知っている銘柄が多数入っていますね。
これだけの銘柄を自動的に組み合わせて、一定の成果を出してくれます。

その上で、経費率は0.04%。
これは、100万円を投資しても年間の手数料が400円ということです。


1年間IVVに投資した結果、どれだけ貯金は増えるのか

IVVの基準価格を1年前と、今とで比較します。

IVV
IVVの基準価格

日付 基準価格 増加率
2017年7月13日 246.03$ -
2018年7月13日 281.55$ 114.4%

定期預金風に年利で言えば、1.14%というとんでもない金利ですね。

1年前にIVVを100株買っていたとすると、3500$の利益が出ます。
現在の為替で言えば、約112円ですので、約40万円の利益が出た計算です。

2017年が上昇相場だったとは言え、インデックス投資でこれだけ利益がでるのはすごいです。
他の投資先を探す必要がないですね。


最後に

今回はインデックス投資からIVVについてのご紹介でした。
ゆきたんたんは、IVVを積み立てています。
国内の投資信託でもiFree S&P500インデックスに投資していますけどね。

投資の世界に、たらればはありません。
去年から投資していたら、利益が出ていた。
今日から投資をすれば、来年の今頃には利益が出る。

こればっかりは、どうなるか分かりません。
不確定の未来に向けて、少しでも笑えるような準備をすることが大切です。
投資は自己責任で、自分で判断して長い道のりを歩んでいきましょう。

日本国内のiFree S&P500インデックスについては、こちらの記事です。


お金は寝かせて増やしなさい

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