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eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に積み立てるメリット

投資信託であれば、eMAXIS Slimシリーズ

三菱UFJ国際投信が販売するeMAXIS Slimシリーズは、業界最低水準の運用コストを目指しています。
その簡潔かつ強烈なキャッチコピーは、投資信託の決定版と言える商品です。
このブログでも、過去にeMAXIS Slimシリーズをご紹介したことがあります。

eMAXIS Slimシリーズの中でも、最後発なのがeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
2018年7月に販売開始され、純資産を順調に増やしています。
今回は、このeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)について、ご紹介です。

投資信託の中で、ゆきたんたんは一番おすすめする商品です。
実際にはiFree S&P500インデックスと併用で運用していますが、これからのこの商品1本で十分です。



eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の特徴

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、商品名からも分かる通り、S&P500に連動する投資信託です。
S&P500は、ニューヨーク証券取引所等に上場および登録されている500銘柄で構成されています。
米国株式市場全体に対し約70%の時価総額比率を占めており、米国市場全体の動きを概ね反映していると言えます。

S&P500自体は、このブログでは何度か登場している指標です。
ゆきたんたんがIVVをおすすめしていることもありますが、おすすめの指標です。

そんなS&P500に対して、業界最低水準の運用コストで連動するのがeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。
それだけで、魅力的な商品です。
正直、他の説明は不要と思えるほどです。

ただ、それでは記事が終わってしまいます。
詳細なメリットについて、以下に記載します。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のメリット

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)のメリットは、以下の3点です。

  • S&P500に連動する投資信託である
  • 業界最低水準の低コストを実現している
  • 投資信託であるため、毎月の積立投資が可能である

特徴の項で既に記載している内容ではありますが、改めてメリットとして記載します。

S&P500に連動する投資信託である

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の構成銘柄は、以下の通りです。

企業名 比率
アップル 4.25%
マイクロソフト 3.31%
アマゾン 3.10%
フェイスブック 1.64%
バークシャー・ハサウェイ(クラスB) 1.55%
JPモルガン・チェース 1.51%
アルファベット(クラスC) 1.45%
アルファベット(クラスA) 1.44%
ジョンソン&ジョンソン 1.39%
エクソン・モービル 1.31%

S&P500に連動するため、IVVの構成銘柄とほとんど同じ構成です。
同一の指標に対して連動するため、当たり前と言えば当たり前です。
組み入れているセクターも、割愛はしますが、ほぼ同一です。

ゆきたんたんは、とにかくS&P500が良い指標であると考えています。
最近では、若干の調整局面を迎えているようにも思えます。
しかし大切なことは、退場せずにこつこつと長期の積み立てを継続することです。
退場さえしなければ、いつか笑える日が来ると信じています。
勿論、同一銘柄で笑えるかは分かりませんし、他の銘柄が笑わせてくれるかもしれません。

業界最低水準の低コストを実現している

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の信託報酬率は、0.160%です。
iFree S&P500インデックスの0.243%と比較すると、低コストが際立ちます。

インデックス投資の場合、信託報酬率は低ければ低いほど良いです。
同一の指標に対して連動するため、手数料をどれだけ小さくできるかです。
少しでもコストが低い方が、将来の利益が大きくなります。

投資信託であるため、毎月の積立投資が可能である

投資信託の積立設定は、一度設定してしまえばあとは毎月確実に積立されます。
特定口座だけではなく、NISA口座、つみたてNISA口座も対象です。
毎日100円ずつの積立も可能です。

積立投資は、良い時も悪い時も機械的に積み立てる必要があります。
その心の強さが必要です。
機械的に設定してしまえば、あとは自動的に積立を実施してくれます。

便利な機能は是非とも利用して、資産形成を実現すべきです。


eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とiFree S&P500インデックスとの比較

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が、iFree S&P500インデックスとの比較で優れている点を考えます。

それは、S&P500に対して現物運用である点であると考えています。
iFree S&P500インデックスの構成銘柄トップは、IVVの26.9%です。
約3割はIVVに投資する形になっています。

自前でS&P500のポートフォリオを作成する方が、信託報酬率は低くなります。
iFree S&P500インデックスは、どこまでいってもIVVの影響を受けます。
それなら、IVVを直接購入するゆきたんたんとしてはメリットが少ないです。

楽天VTIのように、構成銘柄がVTIに100%という振り切った設定の投資信託も面白いです。
iFree S&P500インデックスもどうせなら、IVVに100%という設定にしても良いかと思います。
それはそれで、好きな人は積極的に購入してくれるはずです。

iFree S&P500インデックスも勿論、十分に良い商品です。
しばらくは両商品の積立を行い、どのような差異が出るか確認したいと思います。


最後に

ゆきたんたんはIVVをおすすめしていますが、米国株の購入はハードルが高いです。
そのため、投資信託の形で購入できるeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はとても良い商品です。
これを積み立てれば、他の商品は不要ではないかと思います。

貯蓄から投資へ、この商品から始めてみてはいかがでしょうか。
そこから徐々に、様々な商品に興味を持てればと思います。

これだけで良いとか言いながら、他にも面白い商品はあります。

投資は自己責任です。
ただ、リスクは期待値の振れ幅のことですので、必ず損するというものではありません。
長期の積立投資であれば、尚更です。


以下、関連記事です。

eMAXIS Slimシリーズ全体に対しては、こちらの記事にまとめています。
米国株式以外にも、バランスなど良い商品が多いです。

米国株のIVVについては、以下の記事にまとめています。
ゆきたんたんが積立購入している銘柄です。

iFree S&P500インデックスについては、こちらの記事にまとめています。
この商品次第で、国内のS&P500に対する投資信託全体が面白くなりそうです。


お金は寝かせて増やしなさい

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