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子供名義の銀行口座を開設すべき、たった1つの理由

未成年口座の開設について

未成年口座とは、読んで字のごとく、未成年の方の口座です。
銀行口座に限りませんが、この記事では銀行口座に関してのご紹介です。

成人された方が銀行口座を開設することは、さほど難しいことではありません。
手続きは多少煩雑だったりもしますが、開設の条件はほぼありません。

未成年の方が銀行口座を開設する場合は、ちょっと状況が異なります。
銀行によっては、年齢制限により開設すらできないことがあります

それでも、未成年口座は開設すべきだと思います。
そんな理由について、まとめます。



未成年口座を開設できる銀行

未成年口座を開設できる銀行は、意外と限られています。
年齢制限なし、15歳以上は開設可能、といった条件もあります。

  • 年齢制限なし
    • メガバンク
      • 三菱UFJ銀行
      • みずほ銀行
      • 三井住友銀行
      • りそな銀行
    • 地方銀行
    • ゆうちょ銀行
    • ネット銀行
      • ソニー銀行
      • 楽天銀行
      • イオン銀行
      • セブン銀行
  • 15歳以上開設可能
    • ネット銀行
      • 住信SBIネット銀行
      • ジャパンネット銀行
      • じぶん銀行
  • 18歳以上開設可能
    • ネット銀行
      • 新生銀行

ちょっと偏った一覧になってしまいました。
メガバンクは3メガではなく、りそな銀行を加えています。
また、新生銀行はネット銀行という扱いにしています。

地方銀行については、数が多いためまとめさせてもらいました。
大多数の銀行にて、年齢制限なしになっているかと思います。
全ての銀行を調べたわけではありませんが、ゆきたんたんの地元の銀行は開設可能でした。


おすすめの3つの銀行

この中でいくつかのおすすめ銀行について、ご紹介です。
わざわざおすすめするくらいですので、特色のあるネット銀行ばかりです。

念のためですが、ネット銀行は口座引き落としや振込に対応していない場合もあります。
せっかく未成年口座を作成しても利用できないと勿体ないので、利用目的が明確な方は事前に調べておきましょう。

ソニー銀行

ゆきたんたんのメインバンクです。
何度かご紹介している銀行です。

「ご家族・ご友人紹介プログラム」が適用できるため、口座開設した方は3,000円、紹介した方は1,500円がもらえます。
私も利用して、愛娘の口座を開設しました。

満15歳未満の場合、Sony Bank WALLETを発行することはできませんが、金利が比較的高めのためおすすめです。
最終的に、メインバンクとしての使い勝手も良いですからね。

イオン銀行

イオンが近くにある方は、イオン銀行をお得に利用できます。
イオンが近くになくても、意外とイオン銀行ATMは設置されていたりしますが。

イオン銀行の一番のメリットは、普通預金金利0.12%という高金利です。
普通預金で、他の銀行の定期預金以上の金利になっています。

ただし、高金利にするためにはイオンカードセレクトの発行が必要となります。
クレジットカードは未成年では発行できないため、親名義で開設して子供用として利用するのも良いかもしれません。

新生銀行

新生銀行の年齢制限は、18歳以上開設可能です。
ただし、親が新生銀行に口座を開設している場合には、年齢制限がなくなります。

新生銀行は利用しながら、Tポイントを貯めることができます。
金利も比較的高めですが、併せてポイントを得ることもできるのでお得です。


未成年口座を開設する理由

銀行の紹介をここまで記載しましたが、そもそも未成年口座を開設する理由は何でしょうか。
様々なケースが考えられますが、おおよそ以下のようなケースが多いのではないでしょうか。

  • 子供のお年玉や児童手当を貯めておきたい
  • 教育資金を貯めておきたい
  • 子供にお金の勉強をさせたい

ぱっと考えられるケースは、これらではないでしょうか。
親の口座でお金に色を付けて管理するのも良いですが、物理的に別口座にしておいた方が安心ですよね。
気付いた時には子供のお金がなくなっていた、というケースを避けることができます。

また、自分の口座があるという意識は、お子さんにとっても良い成長を促すと思います。
自分のお金は自分で管理する、そういった感覚を身に付けて欲しいです。
きちんとお金を管理できる大人になって欲しいですからね。


未成年口座を開設する最大の目的は、ジュニアNISAを活用すること

この記事は、この一言のために記述しています。
見出しの時点で、ネタバレしてますけどね。

未成年口座を開設する最大の目的は、ジュニアNISAを活用することです。

貯蓄だけでは残高増えないこの世の中、お金は投資で増やしましょう。
もっとも、リスクを取って一気に増やすわけではありません。
成人するまでの長い期間を利用して、ちょっとずつ増やすことが大切です。
時間は、投資の最大の味方です。
そして、非課税口座のジュニアNISAを活用することで、利益を最大限にすることができます。

そんなジュニアNISA、証券口座側にも未成年口座の開設が必須です。
証券口座は、未成年でも開設することが可能です。

ただし、証券口座に入金するためには同じ名義の銀行口座からの振込が必要です。
そのため、証券口座と銀行口座にそれぞれ未成年口座が必要となります。


未成年口座の注意点

最後に未成年口座の注意点を記載します。

  • 年間110万円以上の贈与は、贈与税の対象です
  • 成人したら、親は引き出すことができません
  • 銀行印は、大切に保管して下さい

いずれも、あくまで「お子さん名義の口座」という理由です。
親が開設したからと言って、好きにしていいわけではありません。
銀行印についても、ちゃんとお子さん用をご準備した方が良いかと思います。
親は親で、お子さんをきちんと一人前として考える必要がありますね。


最後に

未成年口座の開設は、自分の口座開設とは違った見方をするので選ぶのが面白いですね。
手続きの煩雑さも、未成年ならではと言えます。
記事中には書きませんでしたが、必要書類が多かったりして本人確認が結構手間です。
それでも、ジュニアNISAのために開設するメリットは大きいと思います。

お子さんは将来、どんな銀行を喜んで利用してくれるのか。
そんなことを考えながら、是非選んであげると良いと思います。


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