NISA口座を活用しよう
突然ですが、NISA口座はお持ちでしょうか。
そして、その口座は活用されていますでしょうか。
投資は、人に勧めることが非常に難しいです。
周囲の方々に熱心に投資をおすすめすると、
おそらく白い目を向けられることになるでしょう。
「何か怖い」
「そんなに熱心で、どうするの」
そんな言葉を掛けられることになるでしょう。
投資は、自分の資産を守るために必要なことです。
それを伝えたくて、記事を作成しています。
なぜ投資が必要なのか
今回の記事では、投資の必要性と始め方について記載します。
貯金だけでお金は増えるか
お金を稼いだら銀行に預けて、定期預金を組むと利子が得られます。
そういったことは、多くの方々がご存知かと思います。
それでは、メガバンクの金利はどれくらいかご存知でしょうか。
答えは、0.01%です。
つまり、100万円を1年間定期預金に預けると、100円の利子がつきます。
確かに増えましたが、これは効果的に増えているのでしょうか?
しかも、実際には税金がかかるので、利子はもっと少なくなります。
貯金だけでは、お金は目減りします
実は物価は、知らず知らずに上昇しています。
ここで、ディズニーランドのチケットの金額を例とします。
項番 | 年 | 金額 | 上昇幅 |
---|---|---|---|
1 | 2014 | 6400 | - |
2 | 2015 | 6900 | +500 |
3 | 2016 | 7400 | +500 |
消費税の増税など外部要因は勿論ありますし、
極端な例の抜粋ですが、1年で500円ずつ金額が上昇した時期がありました。
上昇幅で言えば、約0.9%となっています。
このように、物価が年1%ずつ上昇してしまうと、
定期預金を組んだ100万円は年0.01%しか増えないため、価値が目減りします。
そうだ、投資をしよう
そこで、資産を減らさないために投資が必要となります。
投資の世界では、年3%のリターンが一つの目安となります。
プロの方でも、継続して3%のリターンを出すことは難しいと言われています。
ここまで高望みしなくても、1%のリターンで御の字ではないでしょうか。
投資の世界には、リスクが付きものです。
必ず利益が出るとは限りません。
ですが、ここでいうリスクとは、「振れ幅」の意味です。
損をする可能性もありますが、利益が出る可能性もあります。
一定のリスクを容認することで、リターンを得る事が出来ます。
定期預金ではリスクがないため、リターンが少ないです。
少しでもリターンを増やすために活用できるもの、それがNISA口座です。
NISA口座とは
NISA口座とは、非課税口座のことです。
株式や投資信託の利益は、約20%の税金が課税されます。
NISA口座では、それが非課税となります。
1人1口座、1年で120万円までなど、NISA口座は制限が多いです。
それでも、非課税というのは強力なので、投資を行っている方は是非活用頂きたいです。
勿論、これから投資を始める方は、NISA口座の開設から始めましょう。
ちなみに、NISA口座は以下の種類があります。
- NISA口座
- 毎年120万円の非課税投資枠で、5年間非課税。
- つみたてNISA口座
- 毎年40万円の非課税投資枠で、20年間非課税。
- ジュニアNISA口座
- 毎年80万円の非課税投資枠で、5年間非課税。
NISA口座とつみたてNISA口座は、いずれかしか開設できません。
また、ジュニアNISA口座は、未成年のみ開設可能です。
NISA口座
NISA口座の概要は、以下の通りです。
NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
口座を開設できるのは、日本にお住まいの20歳以上の方です。
前述の通り、1人1口座となり、複数の金融機関にNISA口座を持つことはできません。
投資可能期間は2023年までです。
つみたてNISA口座
つみたてNISA口座の概要は、以下の通りです。
つみたてNISAとは、特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。
購入対象が投資信託に限定されているのが、つみたてNISA口座の特徴でしょうか。
また、つみたて、と名前が付く通り、非課税機関が20年と長期です。
投資可能期間は2037年までです。
つみたてNISAの登場は、投資信託に大きなインパクトを与えました。
積立に適した投資信託が複数設定されました。
私はNISA口座を利用していますが、新しい投資信託を積極的に購入しています。
ジュニアNISA口座
ジュニアNISA口座については、未成年の方が開設できるものです。
前述のNISA口座、つみたてNISA口座とは、対象者が異なります。
ジュニアNISAとは、2016年度から始まった未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。未成年者(0~19歳)を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
ジュニアNISAの場合は、運用管理者が口座開設者本人(未成年者)の二親等以内の親族と定められています。
まぁ、0歳児から開設できるので、当然と言えば当然ですね。
NISA口座とジュニアNISA口座を開設しました
私は、自分用のNISA口座を開設しています。
NISA口座に関しては、制度開始当初から利用しています。
非課税口座を利用して改めて感じましたが、約20%の課税はなかなか大きいです。
せっかく利益や配当が出ても、無条件に課税されてしまいますので。
そして、昨年、娘用にジュニアNISA口座を開設しました。
ジュニアNISA口座では、投資信託を積み立てています。
これが18年後にどうなるか、答えは誰にも分りません。
まとめ
今回の記事で、投資の必要性についてご理解頂けましたでしょうか。
また、NISA口座の紹介も併せて記載しました。
これから投資を始めても、まだまだ間に合います。
何かをするのに、遅いということはありません。
まだ間に合いますよ。
というわけで、この記事が誰かの助けになれば、と思います。