児童手当現況届の電子申請が始まります!
児童手当の受給者は、毎年、6月1日の状況を6月30日までに、
児童手当を支給している市区町村長に届け出なければなりません。
横浜市では、2018年6月1日から30日までの間、
児童手当現況届の電子申請ができるようになりました。
というわけで、早速電子申請を行ってみました。
しかしまぁ、これが分かりにくい分かりにくい。
そこで、手順をまとめました。
今後、申請される方の参考となれれば幸いです。
電子申請に必要なもの
はじめに、電子申請を行う場合には、以下が必要となります。
これらがないと電子申請ができませんので、必ず確認して下さい。
- マイナンバーカード
- 署名用電子証明書用暗証番号(マイナンバーカード受領時に設定したものです)
- パソコン端末と専用のカードリーダー
- 健康保険証または年金加入証明の電子ファイル(画像ファイル可です)
ゆきたんたんは、確定申告をe-taxで実施しているため、必要な環境が揃っています。
一度環境を作ってしまえば、同じ環境で申請できるというのは、便利で良いですね。
電子申請を実施する
横浜市のサイトを開く
横浜市のHPを開くと、以下のページがありました。
なるほど、マイナポータルから申請できるわけですね、クリックっと。
ゆきたんたんもやりましたが、それは勘違いです…。
気を付けて下さい。
ここで勘違いして、ネットの海を彷徨いました。
マイナポータルから、児童手当現況届の申請はできませんのでご注意下さい。
ぴったりサービスで電子申請を行う
先程のサイトのページ下部には、以下の表記があります。
ここから、「内閣府HP(ぴったりサービス)」に遷移します。
ぴったりサービスでは、子育てに関する手続をはじめとする
様々な申請や届出をオンラインで申請できるようです。
正直、今回までこのサイトのことは知りませんでした。
上記画像の「①地域を選んでください」に郵便番号又は市町村名を入力しましょう。
そうすると、ぴったり検索の絞り込みができます。
今回は、「子育て」と「手当・助成・貸付など」にチェックを入れます。
検索して次画面に遷移すると、上記に該当する各種検索結果が表示されます。
その中から、「児童手当等の現況届」を選択しましょう。
電子申請可と書いてありますので、比較的分かりやすいかと思います。
対象の手続きを選択しましたら、申請方法の確認へと遷移します。
ここでは、「次へ進む」です。
いよいよ、電子申請の入力です。
まずは、メールアドレスと電話番号を入力して下さい。
画面上部には、完了までのstepが見えますね。
全8step…多すぎやしませんかね。
続いて、申請者情報を入力します。
ここでは、マイナンバーカードから申請者情報を読み取ることもできます。
…ですが、無理して読み取る必要はありません。
名前くらいしか、読み取れませんから。
こういう公共のサービスって、どうにもUIがいまいちですよねぇ。
画像では、申請者情報の入力欄は割愛しています。
次はいよいよ、申請情報入力です。
入力内容は、結構多いです。
そして、項目間の関連が分かりにくいです。
封筒で届いた「児童手当・特例給付現況届」を参考に入力していきましょう。
ここでもびっくりするくらいの残念UIがありますが、そこはご愛敬です。
入力内容確認は、入力内容に誤りがないか確認して下さい。
例によって、申請情報の確認欄は割愛しています。
続いて、添付書類の登録欄です。
各種Officeの形式や、PDFファイル、画像ファイルなど各種ファイル形式がアップロードできます。
保険証などであれば、画像ファイルが扱いやすいかと思います。
登録した書類について、確認画面に遷移します。
ここで、電子署名を付与するか、付与せず送信するか選択します。
電子署名を付与しない場合は、別途本人確認書類の提出を求められることがあるそうなので、
ここでは素直に電子署名を付与してみました。
電子署名の付与を実施するため、署名用電子証明書用暗証番号を入力します。
マイナンバーカードを受領した際に設定したパスワードです。
万が一ロックされると、ロック解除のために
窓口へ行かなければならないため、慎重に入力しましょう。
ここまで作業することで、申請が完了します。
最後に送信ボタンを押下し、作業を完了しましょう。
送信実行後は、完了画面が表示されます。
お疲れ様でした。
電子申請を実施した感想
とにかく、UIが使いづらい印象です。
また、何を入力するのか分かりにくい箇所もあります。
「年」の見出しでプルダウンをクリックすると、1~30の数字が並んでいるだけとか…。
あ、平成なのね、と後から気付きます。
サービス自体にやっつけ感はありますが、
徐々に電子化されていることについては感動を覚えます。
良し悪しはあれど、せっかくマイナンバーを交付したので、
活躍できる場を増やしてほしいです。
最後に
手間が掛かる作業ですので、どれだけの方が電子申請を希望するのか、結構疑問です。
それでも、一定の方々には需要があるかと思い、記事化しています。
こういった手続きがどんどんオンライン化すると、社会は便利になりますね。
一方で、PCを持たない方も増えているので、ニッチな需要になるんですかね。
スマホ対応は、入力する箇所が随分と多いので難しそうですし。
来年の申請時は、どれくらい改善されているか気になりますね。

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