マネックスアドバイザーの利用が3年目になりました
マネックス証券が提供するマネックスアドバイザーを利用して、3年目になりました。
ロボアドバイザーの中でも、AIによるアドバイスを受けられるものです。
手軽に投資できるため、現在まで継続しています。
決してリターンを求める投資ではなく、手堅さを求める投資です。
債権は、マネックスアドバイザーで積み立てています。
ゆきたんたんは、比較的ディフェンシブに運用しています。
それは、他でも運用を行っているためであり、そちらではアグレッシブな運用をしています。
今回は、積み立て結果も含めて、改めてご報告です。
マネックスアドバイザーの概要
目標とするポートフォリオを設定すると、その目標に向けて商品を積み立てます。
積み立て時には、目標ポートフォリオに近付くよう、不足している商品を購入します。
また、リバランスを行う際には、自動的に売買対象を決定します。
自動的に売買するため、判断することは少ないです。
以下の点だけ気にすることで、投資を行うことができます。
- 目標ポートフォリオ
- 購入タイミング
- 積立額
- リバランスのタイミング
それ以外は、マネックスアドバイザーが自動で判断してくれます。
例えば、どの商品を、どれだけ購入するかといった部分は、金額を決めれば自動です。
マネックス証券のロボアドバイザー
マネックス証券のロボアドバイザーは、以下の2種類があります。
- マネックスアドバイザー
- ロボットに運用を任せるだけではなく、専門家によるマーケット見通しのレポートやニュースを参考にして、お客様ご自身で運用プランをカスタマイズすることもできます
- MSV LIFE
- マネラップは、運用計画の作成から投資目標の達成まで、資産運用の全てをサポートしてくれる完全お任せ型のロボアドバイザーです
マネックスアドバイザーは、比較的自分で運用方針を決定することができます。
一方で、MSV LIFEでは投資目標を設定した後は、完全にお任せとなります。
ゆきたんたんは、それなりの投資経験があるため、マネックスアドバイザーを選択しました。
マネックスアドバイザーの特徴
マネックスアドバイザーの特徴は、以下の3点と考えています。
- 世界水準の低コスト運用
- 最低投資金額の低さ
- 貸株サービスの併用
いずれも、他のロボアドバイザーとは異なる特徴と考えています。
これらがマネックスアドバイザーを選択する理由です。
世界水準の低コスト運用
マネックスアドバイザーは、業界最低水準のサービス利用料で利用することができます。
具体的には、運用する資産に対して年率0.3%(税抜)です。
冒頭で記載したWealthNavi、THEOはいずれも利用料が年率1.0%(税抜)です。
長期で積み立てる場合には、この利用料の差で運用益に差が出る可能性があります。
また、マネックスアドバイザーは、国内ETFに積み立てを行います。
運用する金融商品にかかるコストは、0.2%以下です。
併せて0.5%という手数料は、十分に低いものです。
ブラックロック社のETFが自動積立できる
マネックスアドバイザーは、iシェアーズETFを購入します。
世界最大級の資産運用会社であるブラックロック・グループが提供しているETFです。
これらに対して、毎月の自動積立が行えます。
- [1475]iシェアーズ TOPIX ETF
- [1657]iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本) ETF
- [1658]iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF
- [1482]iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
- [1496]iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)
- [1476]iシェアーズ Jリート ETF
- [1659]iシェアーズ 米国リート ETF
これらの商品から選択できるということが、ゆきたんたんがマネックスアドバイザーを選択した理由です。
国内ETFを低い手数料で積み立てたいと考えています。
自動積立は、スマート積立ができる
マネックスアドバイザーは、毎月1万円から自動積立サービスが無料で利用できます。
スマート積立を使えば、資産配分を常に理想の状態に保つリバランス効果も得られます。
手動でリバランスを行うのではなく、買付時に自動的にリバランスを行ってくれます。
リバランスは、各ETFのバランスを目標値に近付ける作業です。
運用を行うと、どうしても利益が出る銘柄と損失が出る銘柄があります。
それを放置すると、理想の結果が出ない可能性があります。
それを回避するため、目標のバランスに寄せる行為がリバランスです。
最低投資金額の低さ
最低投資金額は、5万円です。
このハードルの低さも、投資を始めやすい大切なポイントかと思います。
あまり気負わずに投資を始めて、あとは積み立てで徐々に投資額を大きくする。
それができるということは、一つの魅力です。
貸株サービスの併用
マネックスアドバイザーで積み立てている国内ETFは、貸株サービスを利用することができます。
貸株市場に株券を貸し出すことで、貸した分の金利を得ることができます。
貸株サービスは、年0.1%の金利を得ることができます。
これは、銀行の定期預金よりも金利が高くなっています。
定期預金をするよりも、マネックスアドバイザーでの積み立てで金利を得る。
それだけでも、利用する価値はあるように思います。
また、貸株に設定していても配当を得ることができます。 。
貸株金利と配当をそれぞれ得られるので、毎月の細々とお金がもらえる楽しみがあります。
3年目の運用実績
ゆきたんたんは、マネックスアドバイザーを実際に利用しています。
運用成績は、現在大幅にプラスです。
コロナショック中も積み立てたことで、大きくプラスに転じました。
現在もマネックスアドバイザーの積み立ては継続中です。
目標ポートフォリに関しては、適宜見直しを行っています。
ブラックロックの見通しに従って、積立を行っています。
外国株や債権の比率が高くなるタイミングで、目標ポートフォリオを見直しています。
国内の投資対象が増えるより、外国株の比率が高くなる方が好みです。
最後に
サービス開始から3年が経過しましたが、今でも十分に利用できるサービスです。
コロナショックの中でも積み立てを継続することで、大きく上昇することができました。
債権がメインとは言え、株式も購入しているため、利益が出ています。
東証上場ETFは、取扱商品が増加しています。
特に、[1655]iシェアーズ S&P 500 米国株 ETFは、積極的に積み立てたい対象です。
しかし、マネックスアドバイザーでは、積み立てることができません。
マネックスアドバイザーはあくまで、自動積立のツールです。
できる範囲のことで積み立てられるよう、割り切りが必要です。
本当に別の銘柄が必要な場合には、個人で積み立てを行いましょう。
そうすることで、目的のポートフォリオを実現することができます。
関連記事です。
マネックスアドバイザーの紹介記事は、こちらです。
始めた頃は、運用成績がマイナスでした。
日興フロッギーでは、dポイントでETFを購入することができます。
自分で積み立てる必要はありますが、購入の選択肢が多いことは良いことです。
ゆきたんたんは、IVVをメインに購入しています。
手堅い投資にはなりますが、確実な投資です。
- 作者:たぱぞう
- 発売日: 2019/10/18
- メディア: Kindle版