現金派とキャッシュレス派について
私は、キャッシュレス推進派です。
日常で支払うお金は、なるべくキャッシュレスにしたいと考えています。
キャッシュレスをおすすめする理由は、以下の3点がメインと考えています。
- 家計管理が簡単になり、記録に残すことができる
- 支払い時にポイントが貯まり、キャッシュバックを得られる
- 現金の引き出しなど、ATMに頼らない生活ができる
勿論、これ以外にもあると考えています。
少しでもキャッシュレスにすることの良さを、今回はご紹介したいと思います。
- 現金派とキャッシュレス派について
- キャッシュレスのメリット・デメリット
- キャッシュレス生活で気付いたこと
- キャッシュレスに向けた、その他の支払方法
- 最近増加している、キャッシュレス対応のお店について
- 最後に
キャッシュレスのメリット・デメリット
キャッシュレスとは
そもそもキャッシュレスとは、現金を使用しないことを指します。
勿論日常生活を送る上で支払いは発生するため、その際には、現金以外の支払方法を使用します。
- クレジットカード
- 代表的な後払い方式。1回払であれば、通常手数料は発生しない。支払額に応じたポイントが貯まる。
- デビットカード
- 近年急成長の即時支払い方式。支払い時に銀行口座から即時引き落としが発生する。カードによっては、キャッシュバックのメリットも。
- 電子マネー
- 交通系ICに代表される、先払い方式。事前に現金を電子マネーに交換し、支払い時には電子マネーの残高から引き落とされる。Suicaはポイント制度あり。
図書カードやQUOカードといった金券もキャッシュレスに含まれるかとは思いますが、
今回の主旨からは外れてしまうため、割愛致します。
世界的にはキャッシュレス化がどんどんと進んでおり、最も進んでいるスウェーデンでは、現金の使用率がわずか2%です。
一方、日本では、現金使用率が約80%と現金至上主義であることが伺えます。
日本で現金使用率が高い理由としては、高額紙幣(一万円札)の存在や治安の良さが挙げられています。
キャッシュレスのメリット
キャッシュレスのメリットは、冒頭にも記載しましたが、以下の点が挙げられます。
- 家計管理が簡単になり、記録に残すことができる
- 支払った履歴は、全て記録される。システムにもよるが、PDFやExcel形式でダウンロードすることもできる。
- 支払額に応じてポイントが貯まり、キャッシュバックを得られる
- カードごとに還元率は変わるが、ポイントを貯めることができる。通常、0.5~1.0%程度ではあるものの、現金支払いの場合は一律0%。支払っているのに、ポイントがもらえて商品と引き換えられる不思議。
- 現金の引き出しなど、ATMに頼らない生活ができる
- 財布の中に現金がない、ATMで下ろさなきゃ、といった、現金の動きを気にする必要がなくなる。現金がなくても、クレジットカードなどの別の支払方法が選択できる。
- 支払いがスピーディーになる
- ここは、非常に盛り上がるところ。電子マネーやiDなどの非接触型は現金よりも素早く、正確に支払いができる。クレジットカードは、サインやPINの入力などちょっと一手間。
- 支払い、釣銭の間違いがない。
- 絶対に誤りがない、とは言い切れないところはあるが、現金よりは正確と考える。対日本人というより、対外国人観光客や外国人労働者に向けては大きなメリット。ありますよね、海外で支払時にお札や硬貨の組み合わせが分からない時って。
これらのメリットを享受することで、少しでもお得に生活ができます。
キャッシュレスのデメリット
一方で、キャッシュレスのデメリットは何があるでしょうか。
以下の点がデメリットとして考えられます。
項番 | デメリット | デメリットの理由 | 最近の流れ |
---|---|---|---|
1 | 現金がなくても支払いが行えるため、ついつい使い過ぎてしまう | これは、クレジットカードを使い過ぎる理由として一番多い。現金や残高を気にしないため、欲しいものが手に入る。 | 最近は、このデメリットを解消するため、デビットカードが普及してきた。CMなんかも増えている。 |
2 | クレジットカードの場合、支払い時にサインをすることが手間 | クレジットカードは、本人確認の意味で支払い時にサインを求められる。 | 最近は、少額決済の場合サイン不要や、ICチップによるPINの入力で支払える。 |
3 | 機械に疎いと、キャッシュレスのメリットを十分に引き出せない | メリットで記載した履歴管理などの方法は、インターネットを十分に使いこなせることが前提となっている。 | こればっかりは、対処法が少ない。それでも、若い世代にはキャッシュレスを推進頂きたい。 |
4 | お店側は、手数料がかかる | 他のデメリットとは観点が異なるが、キャッシュレス導入はお店側の負担となる。また、決済時の手数料も発生する。 | QRコード決済など、設備投資が不要な決済方法も増えている。 |
これらのデメリットを気にしない、もしくは解消できるのであれば、
キャッシュレスにすべきだと考えています。
キャッシュレス生活で気付いたこと
キャッシュレス生活を行っていると、気付いたことがいくつかあります。
- 現金で支払う人が本当に多い
- 積極的にクレジットカードや電子マネーを使用する私ではありますが、他の方はそうではない。電車に乗る際には交通系ICが一般的になった今でも、駅構内の決済では現金で支払う人が多い。その手に持っているのは、Suicaでは?と思う場面が多々。
- 家計簿にまとめることが簡単になる
- 会計時には必ずレシートをもらうようにしているが、万が一もらい損ねた場合も、履歴から支払金額が分かるようになる。また、レシートをまとめなくても支払い履歴を確認することで、後日一括して家計簿をつけることができるようになる。最近では、Moneytreeなどの家計簿アプリも存在する。
- お得を体感できる
- お金を支払う度にポイントが貯まる。クレジットカードなら2%、LAWSONでdカードの提示・決済をすると都合5%など、ちょっとずつお得が貯まる。ポイントは、レシートに印字される場合もあり、貯まり具合が確認できる。
- それでも、ランチはまだ現金払い
- ほとんど現金を使用しない私でも、どうしてもお昼だけは、現金払いが多い。ランチタイムのクレジットカードの使用はご遠慮下さい、というお店が多いです。こればっかりは、仕方ないですかね。
これらは、私個人の考えではあるので、感想という扱いで記載しました。
家計簿アプリや、店舗ごとの支払方法については、もう少し詳細に書いてみたいところですね。
キャッシュレスに向けた、その他の支払方法
近年、クレジットカード以外の選択肢が急速に普及してきた感があります。
前述していますが、デビットカードはその最たるものだと考えています。
CMもバンバン流れていますし、確かに、使い過ぎるというクレジットカードの一番のデメリットを解消できる方式です。
また、その他にもApple PayやGoogle Pay、d払いといった、これまでとは異なる決済手段も出てきています。
いずれも、スマートフォンを利用した決済手段になりますので、いかにスマートフォンが重要になるかということが分かりますね。
それから、最近では個人間決済サービスもあります。
代表的なのは、割り勘アプリとして登場した、paymoとKyashですかね。
いずれもまだ、社会的に浸透しているとは言えないですが、これからの展望がきになるところですね。
最近増加している、キャッシュレス対応のお店について
最近では、キャッシュレスに対応しているお店が増えています。
2020年の東京オリンピックに向けて、急速に整備されている印象があります。
- コンビニ
- ICチップ搭載カードについては、客側でクレジットカードを挿入、支払いができるようにPOS端末を入れ換え中。
- 東急ハンズ
- 客側でクレジットカードを挿入する端末を導入中。
- UNIQLO
- クレジットカード支払い専用のセルフレジを導入中。
ぱっと思いつくところで書くと、こんな感じですね。
いずれも客側にクレジットカードを挿入できるようにしているのが最近の流行です。
海外では、すでに当たり前になっていますね。
最後に
キャッシュレスの良さについて、少しでもご理解頂けると幸いです。
少しでも皆様に便利になって頂きたく、今回記事にしました。
今後は、クレジットカードやお得な支払方法などを記事にできたらと考えています。
以下、関連記事です。
キャッシュレス生活が実現できれば、Moneytreeで収支が管理できます。
きちんと履歴に残るので、家計簿が簡単に実現できます。
Google Payは、各種電子マネーを利用することができます。
きちんと仕組みを理解することができれば、スマホで便利にキャッシュレスが実現できます。
Googleだけではなく、Amazonもキャッシュレス支払いの分野に進出しています。
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