simフリー端末のiDアプリもdカードが登録可能

2019年5月8日、ドコモはiDアプリをアップデートすることを発表しました。
アップデート内容は、iDアプリのsimフリー版でもdカードが登録可能になります。
Pixel 3はもちろん、その他のsimフリー端末でもdカードが利用できます。

元々、iDアプリの制限として、ドコモ版のみdカードを登録できました。
simフリー版では、三井住友カードなどdカード以外のiDが登録できます。
Pixel 3は、ドコモから販売されているにも関わらず、simフリー端末扱いです。

この制限については、当ブログでもPixel 3の注意事項として挙げています。
事象が発生する理由は、Pixel 3ではドコモの純正アプリを利用できないためです。
Google PlayからダウンロードできるiDアプリは、simフリー端末向けの制限があります。

今回は、iDアプリでdカードを利用できることによるメリットを記載します。
Pixel 3は、ゆきたんたんが利用しているため、タイトル等にも明記しています。
他のsimフリー端末でも、同様の使い方ができます。

iDアプリにdカードを登録するメリット

dカード以外のiDは、これまでも制限なく登録することができました。
dカードのiDをスマホで利用するメリットは、以下のケースが考えられます。

dカードを利用するメリットは、dカード特約店で利用することにあります。
dカード特約店とは、支払時に通常よりもdポイントが貯まるお店です。
通常の還元率1%に加えて、支払額の1%以上がさらに貯まります。

このメリットを活かすことができる店舗の中では、ローソンが一番適しています。
ゆきたんたんもローソンを利用しますが、ローソンではdカードを利用して決済しています。
Pixel 3に機種変更してからは、dカードそのものを提示してiD決済しています。

その他の店舗では、マツモトキヨシや紀伊國屋書店が候補として挙げられます。
紳士服量販店もiDを利用することができますが、スマホ1つで決済というわけにはいきません。
手ぶらで紳士服量販店に行くことは稀であり、ポイントカードを提示するため財布を出すことになります。

ローソンは、dカード特約店として破格の5%還元となっています。
dカード決済で3%OFF、dカード決済で通常の1%ポイント還元、dカード提示で1%還元です。
これらを一番手軽に利用できる方法は、おサイフケータイのiDです。

利用者としては、iDで支払う旨を伝えることで決済が完了します。
これがとても手軽なため、今回の対応を心待ちにしていました。

simフリー版のiDアプリにdカードを登録する際の注意点として、ドコモの回線が必要となります。
ドコモのspモードで接続している場合において、dカードが登録できるようになります。
Wi-Fi接続時には、一度切断する必要がありそうです。

また、ドコモ以外の回線を利用している場合には、一度spモードで接続する必要があります。
ドコモのsimを一度挿して対応することで、解決できるかと思います。
ただし、そこまでしてdカードを登録するメリットは少々疑問です。

あくまで今回の対応は、ドコモ回線でsimフリー端末を利用している方向けです。
ドコモを利用していなければ、dカードを積極的に利用するメリットは少ないかと思います。

simフリー版のiDアプリにdカードを登録することは、ゆきたんたんにとっては待望の対応です。
これまでおサイフケータイでdカードのiDを利用していましたが、Pixel 3にしてから諦めていました。
現在では、dカードを取り出してiDを利用しています。

特に不便さを覚えるタイミングは、記事中にも記載していますがローソンでの利用時です。
dポイントクラブの会員番号をスキャンしてもらい、それからiDでの決済を行っています。
おサイフケータイが対応されれば、いずれもスマホのタッチで対応できるようになります。

以下、関連記事です。

ゆきたんたんは、Pixel 3を利用しています。
利用時のメリットと注意点は、こちらの記事にまとめています。

ゆきたんたんは、ドコモ回線以外にnuroモバイルを利用しています。
格安simの回線速度について、以下の記事にまとめています。

発売当初、Pixel 3ではdカードのiDを設定することができませんでした。
過去の話ではありますが、その注意点について記事にまとめています。

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