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Amazonプライムのサービスに値段をつける。値上げを考える

Amazonプライムの年会費が値上げ

2019年5月17日より、Amazonプライムの年会費が値上げとなります。
年3,900円(税込)が年4,900円(税込)となります。
月会費についても、月400円から月500円に値上げです。

既にプライム会員の方は、2019年5月17日以降の更新タイミングで値上げされます。
新しい会費が適用され、そのまま支払いとなります。
Prime Studentも値上げとなり、年1,900円は年2,450円に、月200円は月250円です。

Amazonプライムでは、様々なサービスが利用できます。
ゆきたんたん自身、多数のサービスを利用しています。
お世話になっている度合いで言えば、おそらく年会費分は利用しています。

そこで今回は、主観とはなりますが、Amazonプライムのサービスに値段をつけてみます。
利用しているサービスがメインで、全体でどれくらいの満足度があるか確認します。
どのような結果になるか、ゆきたんたん自身も楽しみです。



日本とアメリカの年会費の違い

Amazonプライムの年会費を語るにあたっては、よく比較されるのがアメリカとの価格差です。
アメリカのAmazonプライム年会費は、年119ドルです。
1ドル110円と仮定しても、約13,000円です。

多少のサービスの違いがあったとしても、この価格差はとても大きいです。
また、アメリカの年会費を踏まえると、日本でも10,000円近くまで値上げされることも考えられます。
そうなった場合に、どれだけの方がAmazonプライムを継続するか非常に興味があります。

Amazonは、多数の便利なサービスを提供してから値上げをしています。
これだけ利用してこの値段なら仕方ない、そう思わせるようなやり方です。
今後もこの手法は継続すると思われるため、今回の計算で損益分岐点を見つけることもできます。


Amazonプライムで利用しているサービス

ゆきたんたんが実際に利用しているサービスは、以下の通りです。
頻度はともかく、年に1回以上利用しているサービスです。

  • 配送特典
  • Amazonパントリー
  • Amazonフレッシュ
  • Prime Now
  • Amazonファミリー(おむつ・おしりふき割引特典)
  • プライム・ビデオ
  • プライム・フォト
  • Prime Reading

これらのサービスに対して、今回は年会費を計算します。
各サービスに対する感想は、以下の記事にまとめています。


配送特典

配送特典は、prime deliveryという名称があります。
もっとも、特別なサービスではなく、配送オプションのサービスのため知名度は低いです。
それでも、利用している方は非常に多いです。

お急ぎ便、お届け日時指定便を何度でも無料で利用することができます。
また、通常配送料もAmazon.co.jpが配送する商品は無料となります。
プライム会員になると配送料が無料になるのは、このサービスがあるお陰です。

配送特典は、月100円の価値があります。
年会費に計算すると、年1,200円です。

どれだけAmazonを利用するかによって、配送特典のお得度は変わります。
それでも、月1回以上利用するのであれば、十分にお得なサービスです。


Amazonパントリー

Amazonパントリーは、1箱390円で食品・日用品を1点から必要な分だけ詰めることができます。
商品自体が安くなっているため、1箱の中にしっかりと詰め込むことができればお得になります。
商品をカートに入れると空き容量が表示されるため、残りの容量を確認しながら買い物をします。

パントリーは、食品などを備蓄しておく食品庫を意味します。
パントリーがなくても、Amazonから必要なものを必要な分だけ取り出せることを意味したサービスです。
Amazonプライムのサービスの中では珍しく、取扱手数料が発生するサービスです。

Amazonパントリーは、月0円の価値があります。
有料サービスの上で、取扱手数料が必要となるのは本末転倒です。
利用できなくなると言われても、正直さほど困らないサービスです。


Amazonフレッシュ

Amazonフレッシュは、生鮮食品や専門店グルメなどを配送するサービスです。
ほとんどネットスーパーです。
日用品など、通常のAmazonで取り扱っている商品も注文できる点が特徴です。

Prime Nowと同じ配送システムを利用しているため、最短4時間で届きます。
また、8時から0時まで配送の枠を指定できる点も魅力です。
Amazonならではの配送網ですが、利用できる地域が限られている点がデメリットです。

Amazonフレッシュも利用する場合、月500円の会費が発生します。
Amazonパントリー同様、プライム会員の会費にプラスして支払う形となります。
ゆきたんたんはAmazonフレッシュを利用しており、会費を支払う価値があると考えています。

月500円の価値はありますが、Amazonプライムの年会費に含まれない会費です。
そのため、Amazonプライムの年会費と比較する際には月0円という扱いとします。

Amazonフレッシュについては、こちらの記事にまとめています。


Prime Now

Prime Nowは、専用アプリから注文することで、最短2時間で到着します。
配送はAmazonフレッシュ同様、8時から0時です。
このサービスも、利用できる地域が限られている点はデメリットです。

注文できる商品はAmazonとほぼ変わらないため、配送スピードに特化したサービスです。
Amazonフレッシュよりも安く、月200円の価値があると考えています。
年会費に計算して、年2,400円の価値があります。

Prime Nowについては、こちらの記事にまとめています。


Amazonファミリー(おむつ・おしりふき割引特典)

Amazonファミリーは、子どもの情報を登録すると登録者限定セールなどの特典を受けられます。
また、プライム会員であれば、おむつとおしりふきが定期おトク便で15%OFFとなります。
この15%OFFがとても魅力的なサービスです。

ゆきたんたんの記憶では、元々15%OFFになるのがAmazonファミリーの特典でした。
いつの間にか、Amazonプライムの特典になっていたようです。
子どもの情報を登録しなくても、おむつ、おしりふきが安くなるのは魅力的です。

Amazonファミリー(おむつ・おしりふき割引特典)は、月100円の価値があります。
年会費に計算して、年1,200円の価値があります。
毎月購入する必要があるものではありませんが、15%OFFは月100円以上の価値があります。


プライム・ビデオ

プライム・ビデオは最近では説明不要なほど、有名なサービスになりました。
Amazonプライムの年会費だけで、各種作品を観ることができます。
映画などの作品数が多く、オリジナルの作品も多いです。

月500円の価値があると考えています。
年会費に計算して年6,000円の価値ですが、月1本でも映画を観れば十分にお得です。


プライム・フォト

プライム・フォトは、容量無制限、無圧縮で写真を保存できるオンラインストレージです。
最近では、Amazon Photosに名称が変更となっているようです。
一方で、旧サービスのAmazon Driveもプライム・フォト内で利用することが可能です。

写真に関して容量無制限、無圧縮という点はとても貴重です。
月1,000円の価値があると考えています。
年会費に計算して年12,000円の価値です。

ゆきたんたんとしては、プライム・ビデオよりも重宝しています。
プライム・フォトについては、こちらの記事にまとめています。


Prime Reading

Prime Readingは、一部の本が読み放題となるサービスです。
財テクに関する書籍を、無料で読むことができます。
読める本の種類は限られていますが、十分に読み応えがあります。

月200円の価値があると考えています。
年会費に計算して、年2,400円の価値です。

詳細については、以下の記事にまとめています。


Amazonプライムの年会費の損益分岐点

ゆきたんたんが利用しているサービスについて、金額を含めて以下にまとめます。

サービス 価値(月) 価値(年) 備考
配送特典 100円 1,200円
Amazonパントリー 0円 0円 取扱手数料390円
Amazonフレッシュ 0円 0円 月会費500円
Prime Now 200円 2,400円
Amazonファミリー
(おむつ・おしりふき割引特典)
100円 1,200円
プライム・ビデオ 500円 6,000円
プライム・フォト 1,000円 12,000円
Prime Reading 200円 2,400円

合計で、年25,200円分の価値があるという結果になりました。
プライム・フォトの便利さに重きを置いたため、かなり高額の結果となりました。
さすがに、ここまでAmazonプライムの年会費が値上がりすることはないと思います。


最後に

ゆきたんたんとしては、Amazonが今のサービスを維持するのであれば、Amazonプライムは継続です。
さらに便利なサービスが出てくることを期待しています。
一方で、プライム・フォトが改悪されないことを祈ります。

プライム・フォトには愛娘の写真を保存しているため、急にサービス停止となると移行先に困ります。
Googleドライブになるかとは思いますが、有料プランに加入しなければなりません。
勿論、いつサービスが変更になってもいいようにバックアップは考えておきます。

他にもPrime Musicなど、ゆきたんたんが利用していないサービスもあります。
Amazonのサービスは、本当に使い倒せばとにかくAmazonプライムがお得になります。
これだけのサービスがあれば、囲い込まれてしまう状況も納得です。

年会費は、支出の項目で見れば固定費に属します。
ここを削減することができれば、貯金はしやすくなります。
貯金するだけではなく、年会費以上にAmazonを便利に利用し、お得なサービスを使うことも大切です。

ご自身で年会費を払う価値があるか、考える力も大切です。


以下、関連記事です。

記事の冒頭にも記載しましたが、ゆきたんたんが利用しているサービスの感想は以下です。
Amazonプライムはお得度が高いと考えています。

Amazonでは、Amazon Payのサービスも展開しています。
Amazonでの支払いとなるため、分かりやすくQRコード決済を利用できます。

Amazonでは、意外な商品と出会うことがあります。
ゆきたんたんは、Amazonで絵本を購入しました。


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