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2020年末にKyashの使い方を考える。 改悪してもまだ便利

Kyashが次々と改悪を発表

日頃から会計時にお世話になっているKyashですが、2020年は怒涛の年でした。
2020年夏には、Kyash Cardの発行で、一気に普段使いの主役となりました。

しかし、12月に発表されたアップデートにより大幅な改悪となりました。

アップデート内容を確認すると共に、今後の利用方法について検討します。
なお、ゆきたんたんは今でもKyashをメインに利用しています。



3つのアップデート内容の概要

2020年12月1日に発表された内容は、従来の利用方法からの報告転換を余儀なくする内容でした。

  • 「残高利息」サービスの開始
    • 銀行口座などから入金した残高に対して、年利1%の「残高利息」を毎月付与する
  • ポイント還元上限の変更
    • Kyash Cardの還元上限は1,200ポイント/月で変更はないが、登録カードで入金した場合は500ポイント/月
  • 登録カードを使った指定金額入金機能の廃止
    • 今後は銀行口座からのみ入金可能。 登録カードから差額を引き落とすカードリンク機能は継続

残高利息サービスは、Kyashの残高に対して年利1%相当のポイントを付与するものです。
従来通り、利用時のポイント還元も併せて、利用してもしなくてもポイントが発生します。

残高利息サービスの開始に伴い、ポイント還元上限の変更も発表されました。
還元上限が1,200ポイント/月であることは変更ありません。
ただし、登録カードからチャージを行った場合、500ポイント/月が呪言となります。

これにより、登録カードの還元対象となる金額が12万円から5万円に減少します。
5万円を超えても利用自体は可能ですが、500ポイント/月しか獲得できません。
メインカードで利用していた方にとっては、大きな影響があります。

また、従来は登録カードから指定金額を入金することができましたが、廃止となります。
Kyashの残高は、銀行から入金する形となります。
残高が不足した場合に登録カードから引き落とされるカードリンク機能は継続します。


アップデートの損得について

今回のアップデートは、改悪と言って差し支えない内容です。

クレジットカードとの二重取りを実施している方にとっては、上限額の縮小です。
残高利息サービスの開始は、Kyashに銀行から残高を移動してほしいという狙いを感じます。

しかし、従来より、ゆきたんたんがKyashに期待している内容は、ポイントの二重取りです。
還元上限が減少することで、それだけで改悪と言えます。
これまで1,200ポイント/月をコンスタントに獲得していたために残念です。

還元上限が減少したとは言え、従来の利用方法も継続して利用できます。
改悪したからといって、すぐに乗り換えるほどではありません。

そのため、ゆきたんたんは当面Kyashを利用します。
ただし、上限額が大きく減少した点については、注意が必要です。


ポイント三重取り、Kyashのお得な利用方法

Kyash Cardは、3Dセキュアに対応しました。
これにより、d払いの引き落としに利用できるようになりました。

そのため、d払い、Kyash Card、登録カードというポイント三重取りが可能となりました。
ゆきたんたんはKyashにdカードGOLDを登録しています。
これにより、以下のポイントを貯めることができます。

  • d払い … dポイント0.5%
  • Kyash Card … Kyash残高1%
  • dカードGOLD … dポイント1%

ポイント三重取りにて、合計2.5%という高還元を実現することができます。
dポイントだけでも1.5%を獲得できるため、お得です。

ローソンなど、dポイントを貯めることができる店舗では、ポイント四重取りも可能です。
特別なキャンペーンがなくても、十分にお得な支払い方法です。


最後に

Kyashはまだまだ、お得な決済手段です。

サービス開始当初はクレジットカード入金から割り勘サービスを利用できたため、便利でした。
そこからは方向性が少し変わりましたが、まだまだ利用できる重要な決済手段です。
ポイントの二重取り、三重取りができる長所は健在です。

徐々に銀行業に近い形にシフトしているため、先進性は薄くなっている感もあります。
ただ、サービス継続のためには、多少やむを得ない部分かもしれません。
最初がお得すぎた、というお話かと思います。


以下、関連記事です。

Kyash Cardの発行については、こちらの記事にまとめています。
お得なクレジットカードなので、絶対に発行すべきです。

3Dセキュアに対応したクレジットカードは、d払いに紐付けることができます。
これにより、ポイント三重取りが可能となります。

貯めたdポイントは、日興フロッギーで株式に変換することができます。
実質現金化が可能となるので、dポイントの使い道がさらに広がります。