株主優待狙いの売買は、早め早めに行動する
1月のおすすめ株主優待をまとめます。
株主優待銘柄は、権利付最終日に向けて価格が上昇する傾向があります。
また、権利落ち後は株価が急落します。
そのため、早めに狙った銘柄は購入した方が良いです。
場合によっては、値上がり益を得た方がお得なケースもあります。
1月は、権利確定となる銘柄が少ない月です。
子育て世帯向けのおすすめ銘柄について、3つをご紹介します。
権利付最終日は1月29日(水)
株主優待の権利を得るためには、権利付最終日(=権利確定日の3営業日前)までに株を購入する必要があります。
権利付最終日までに株を購入することで権利確定日に株主名簿に載ります。
権利確定日とは、株主として株主名簿に名前が記載される日です。
株主優待や配当、株式分割などの権利が得られます。
【2590】ダイドーグループホールディングス
まずは、ダイドーグループホールディングスです。
株主優待は、自社グループ商品の優待価格販売と3,000円相当の自社グループ商品(飲料・ゼリー等)です。
権利確定月は、1月と7月の年2回です。
日付 | 株価 |
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2019年12月30日 | 4,605円 |
2018年12月30日 | 5,750円 |
現在の株価は、4,605円です。(2019年12月30日現在)
株主優待を得るためには、最低460,500円が必要です。
保有株数 | 株主優待 |
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100株以上 | 3,000円相当 |
昨年と比較して、株価が1,000円近く値下がりしています。
右肩下がりの株価ですが一度反発はしており、今年の最安値は4,000円でした。
同じ株主優待であっても、購入タイミングによっては、よりお得に獲得できます。
【2217】モロゾフ
続いて、モロゾフです。
株主優待は、20%割引券1冊(1冊20枚綴)または自社商品(菓子)です。
権利確定月は、1月と7月の年2回です。
3年以上継続保有した株主のみ、7月に自社商品がもらえます。
日付 | 株価 |
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2019年12月30日 | 5,140円 |
2018年12月30日 | 5,000円 |
株価は、5,140円です。(2019年12月30日現在)
株主優待を得るためには、最低514,000円が必要です。
保有株数 | 株主優待 (1)20%割引券(1冊20枚綴)または(2)自社商品 |
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100株以上 | (1)5冊または(2)2,000円相当 |
500株以上 | (1)10冊または(2)3,000円相当 |
以前は100株ごとに(1)の冊数が増加する仕組みでした。
現在は、100株と500株で明確に区切られています。
100株以上の保有には、自社オンラインショップ優待割引(20%割引)もあります。
2019年は、ボックス相場を形成しています。
5,000円近辺で上下していますが、再浮上できるかがポイントです。
株主優待目当てでも、値上がりしたら嬉しいものです。
【1928】積水ハウス
最後に、積水ハウスです。
株主優待は、新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kgです。
権利確定月は、1月の年1回です。
日付 | 株価 |
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2019年12月30日 | 2,333.5円 |
2018年12月30日 | 1,619円 |
株価は、2,333.5円です。(2019年12月30日現在)
株主優待を得るためには、最低2,333,500円が必要です。
1,000株以上以上の保有が必要となります。
保有株数 | 株主優待 |
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1,000株以上 | 新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kg |
お米は、どれだけあっても困るものではありません。
そして積水ハウスの株主優待の特徴は、新米が届くことです。
発送タイミングは、10月下旬から11月下旬です。
1月に権利を獲得しても、手元に届くのはずっと先です。
忘れた頃にやってくれる株主優待というものも、面白いと思います。
毎年の恒例にしておけば、新米の季節が楽しみになります。
株価が2019年中に高騰しているため、高値掴みになりそうな銘柄です。
いつ購入すれば良いか、株主優待であっても悩むところです。
ずっと含み損の状態では、保有する分には問題ありませんが、精神衛生には良くないです。
最後に
1月は、権利確定月となる銘柄が少ないです。
そのため、7月に紹介した内容と重複する部分が多いです。
2020年の市場は、どのようになるのか。
今から楽しみですが、期待と不安は半々です。
即退場しないような、そういった息の長い投資をしたいものです。
株主優待は、株価が下がると実質利回りが高くなります。
株主優待の改悪や倒産さえなければ、楽しみが続く素敵な制度だと思います。
配当の方が魅力的でもありますが、現物には現物の嬉しさがあります。
こうした楽しみを見つけて、自分に合った投資をして下さい。
以下、関連記事です。
昨年の記事ですが、2月のおすすめの株主優待はこちらです。
今から予習をしておくことで、他の方よりもお得に行動することができます。
株主優待生活を始めるにあたっては、証券口座の開設が必要です。
ネット証券であるマネックス証券の紹介は、こちらです。
株主優待は長期保有でお得になるケースがあります。
長期保有に向けては、株価の値上がりを見据えるとNISA口座で保有した方がお得です。