株主優待狙いの売買は、早め早めに行動する
2月のおすすめ株主優待をまとめます。
株主優待銘柄は、権利付最終日に向けて価格が上昇する傾向があります。
また、権利落ち後は株価が急落します。
そのため、早めに狙った銘柄は購入した方が良いです。
場合によっては、値上がり益を得た方がお得なケースもあります。
2月は、権利確定となる銘柄がとても多い月です。
子育て世帯向けのおすすめ銘柄について、5つをご紹介します。
- 株主優待狙いの売買は、早め早めに行動する
- 権利付最終日は2月25日(月)
- 【8267】イオン
- 【9861】吉野家ホールディングス
- 【3222】ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス
- 【9843】ニトリホールディングス
- 【7545】西松屋チェーン
- 最後に
権利付最終日は2月25日(月)
株主優待の権利を得るためには、権利付最終日(=権利確定日の3営業日前)までに株を購入する必要があります。
権利付最終日までに株を購入することで権利確定日に株主名簿に載ります。
権利確定日とは、株主として株主名簿に名前が記載される日です。
株主優待や配当、株式分割などの権利が得られます。
【8267】イオン
イオンの株主優待は本当に人気なので、業績の良さと相まって株価が高騰しています。
権利確定月は、2月、8月の年2回です。
株主優待は、優待カード(オーナーズカード)です。
[記事]
株価は、2,191.0円です。(2019年1月30日現在)
株主優待を得るためには、最低219,100円が必要です。
保有株数 | 株主優待 |
---|---|
100株以上 | 3% |
500株以上 | 4% |
1,000株以上 | 5% |
3,000株以上 | 7% |
保有株数によらず、イオンオーナーズカードを取得することができます。
そのキャッシュバック率については、保有株数によります。
また、2月のみではありますが、長期保有された方向けの株主優待もあります。
3年以上の保有で、自社ギフトカードがもらえます。
保有株数 | 株主優待 |
---|---|
1,000株以上 | 2,000円相当 |
2,000株以上 | 4,000円相当 |
3,000株以上 | 6,000円相当 |
5,000株以上 | 10,000円相当 |
長期保有の年数もさることながら、注目すべきは必要となる保有株数です。
株高の背景もある中で、これだけの保有株数があれば、他の銘柄にも分散投資が可能です。
【9861】吉野家ホールディングス
吉野家も、株主優待が人気の銘柄です。
株主優待は、飲食券です。
権利確定月は、2月、8月の年2回です。
株価は、1,751円です。(2019年1月30日現在)
株主優待を得るためには、最低175,100円が必要です。
保有株数 | 株主優待 |
---|---|
100株以上 | 飲食券(300円) × 10枚 |
1,000株以上 | 飲食券(300円) × 20枚 |
2,000株以上 | 飲食券(300円) × 40枚 |
飲食券10枚を吉野家の定めた期限までに返送した場合、自社グループ会社製品詰合せセットと交換可能です。
具体的には、牛丼10袋などと交換することができます。
これなら、わざわざ店舗まで足を運ばない子育て世帯でも嬉しいですね。
株価は、相変わらず下落中です。
2月末に向けて、どのようなチャートを描くか注目ですね。
【3222】ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスは、イオン系の食品スーパー最大手です。
首都圏でマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東などを展開する形になっています。
2015年に各社が統合する形でできた、ホールディングスです。
株主優待は、買物優待券(100円割引)または食品です。
権利確定月は、2月、8月の年2回です。
株価は、1,162円です。(2019年1月30日現在)
株主優待を得るためには、最低116,200円が必要です。
保有株数 | 株主優待 |
---|---|
100株以上 | 買物優待券(100円割引)30枚または食品 |
500株以上 | 買物優待券(100円割引)60枚または食品 |
1,000株以上 | 買物優待券(100円割引)100枚または食品 |
2,000株以上 | 買物優待券(100円割引)150枚または食品 |
3,000株以上 | 買物優待券(100円割引)180枚または食品 |
5,000株以上 | 買物優待券(100円割引)300枚または食品 |
買物優待券は、1,000円以上の買い物につき、1,000円ごとに1枚利用可能です。
全額を買物優待券で支払うといった使い方はできませんので、ご注意下さい。
それでも、約12万円で3,000円の買物優待券がもらえる利回りは2.5%となるためお得です。
食品については、お米・レトルトカレー・ラーメン等の5点より1点を選択する形となります。
100株以上1,000株未満の株主と1,000株以上の株主では内容が異なるそうです。
残念ながらゆきたんたんは、100株しか保有したことがありません。
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【9843】ニトリホールディングス
「お、ねだん以上」でお馴染み、ニトリにも株主優待があります。
ニトリの商品については、ゆきたんたんも当ブログで何度かご紹介しています。
また、ニトリ会長の日経平均予想がよく当たるため、最近はその方面でも有名です。
株主優待は、優待券(10%割引)です。
権利確定月は、2月の年1回です。
株価は、14,000円です。(2019年1月30日現在)
株主優待を得るためには、最低1,400,000円が必要です。
保有株数 | 株主優待 |
---|---|
100株以上 | 優待券(10%割引)5枚 |
※1年以上継続保有の場合100株以上500株未満の株主には5枚、500株以上は10枚追加
優待券は、1枚につき買物金額10万円が上限となります。
ニトリでの買い物は高額となることも予定されるため、この割引はとてもお得になりそうです。
その分、株価は高くなっているため、お金がある人はどんどん得をするという典型になっています。
【7545】西松屋チェーン
前回の8月でもおすすめした西松屋の株主優待を再度ご紹介です。
株主優待は、買物カードです。
権利確定月は、2月、8月の年2回です。
株価は、912円です。(2019年1月30日現在)
株主優待を得るためには、最低91,200円が必要です。
半年前は1,206円(2018年7月31日現在)でしたので、優待利回りはぐっと高くなっています。
保有株数 | 株主優待 |
---|---|
100株以上 | 1,000円相当 |
500株以上 | 3,000円相当 |
1,000株以上 | 5,000円相当 |
ただし、2月の株主優待については、3年以上の継続保有が必要です。
8月は、保有年数は問われません。
今回初めて取得する方は、今回の株主優待はありませんのでご注意下さい。
最後に
2月の株主優待は種類が多く、様々なタイプの株主優待があります。
その中でも、なるべくその企業らしい株主優待を選んでみました。
イオンや吉野家など、株主優待として人気の銘柄が揃っていることが2月の特徴でもあります。
イオンの株主優待は本当にお得になるため、お近くにイオンがある方は積極的に狙った方が良いです。
イオンカードとイオンオーナーズカードで、イオンはお得になります。
イオンの株価自体が右肩上がりですので、NISAなどの長期保有にも適しています。
投資は自己責任です。
それでも、おすすめしたいと思える素敵な経験ができるのも投資です。
株主優待から始める投資も、悪くないと考えています。
以下、関連記事です。
9月分のおすすめの株主優待はこちらです。
過去の記事ですが、年2回の株主優待を実施している銘柄は3月が権利確定月です。
株主優待生活を始めるにあたっては、証券口座の開設が必要です。
ネット証券であるマネックス証券の紹介は、こちらです。
株主優待は長期保有でお得になるケースがあります。
長期保有に向けては、株価の値上がりを見据えるとNISA口座で保有した方がお得です。
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