ミライノカードは、JCBとMastercardとで機能が違う
今回は、ミライノカード(Mastercard)をメインにご紹介します。
ミライノカード(JCB)については、別の記事としてまとめています。
以下の記事です。
ミライノカードは、JCBとMastercardとで機能が異なります。
まず券種についてですが、ミライノカード(Mastercard)は以下の2種類です。
一般カード、ゴールドカードです。
国際ブランドや券種だけではなく、年会費やポイント還元率に違いがあります。
その違いについて、ご紹介です。
一言で言えばミライノカード(Mastercard)はタイトル通り、海外利用でお得になるカードです。
- ミライノカードは、JCBとMastercardとで機能が違う
- ミライノカード(Mastercard)の年会費について
- 家族カードの発行について
- 還元率は最大1.2%
- スマートプログラムのランクアップ条件
- ミライノカードは、JCBでQUICPay、MastercardでiDを利用可能
- ミライノカード(Mastercard)がおすすめの方
- 最後に
ミライノカード(Mastercard)の年会費について
ミライノカード(Mastercard)について、年会費を一覧化します。
前述の通り、券面は一般カード、ゴールドカードの2種類です。
項目 | ミライノカード | ミライノカードTravelers Gold |
---|---|---|
年会費 | 初年度無料 次年度以降900円(税抜) ※年間10万円以上の利用で次年度無料 |
10,000円(税抜) |
ミライノカード(Mastercard)は一般カードでも、少額ですが年会費が発生します。
これは、ミライノカード(JCB)と、金額と次年度無料の条件ともに同じです。
ゴールドカードについては、年会費を無料とする条件はありません。
ミライノカード(Mastercard)のゴールドカードは、ミライノカードTravelers Goldです。
年会費は、10,000円(税抜)となっています。
これは、ミライノカード(JCB)のミライノカードGOLDの年会費3,000円(税抜)よりも高額です。
年会費分のメリットがあるかどうかは、後述します。
家族カードの発行について
ミライノカード(Mastercard)は、家族カードを発行することができます。
ミライノカード(JCB)では、家族カードを発行することができません。
家族カードは、発行手数料・年会費無料です。
本会員1人につき、3枚まで発行することが可能です。
家族カードで利用した分の支払額は本会員へ合算されます。
請求は本会員の口座からまとめて引落されるので、支払いの管理も簡単です。
ポイントについても、家族カード分を含めて本会員が貯めることができます。
還元率は最大1.2%
ミライノカード(Mastercard)の還元率は、0.6%~1.2%です。
国内利用分は0.6%、海外利用分は1.2%のポイントが貯まります。
ミライノカードTraveles Goldは、国内・海外ご利用分ともに1.2%のポイント還元率です。
ミライノカードを利用して貯まるポイントは、ミライノポイントが貯まります。
貯まったミライノポイントは、以下の2通りの用途があります。
- 住信SBIネット銀行のスマプロポイントへ交換
- ミライノカードの支払総額から直接差し引く
この点は、ミライノカード(JCB)と同様です。
住信SBIネット銀行のスマプロポイントへ交換
貯まったミライノポイントは1,000ポイント以上100ポイント単位で、スマプロポイントへ交換できます。
ミライノポイント1ポイント = スマプロポイント2ポイントです。
スマプロポイントは、500ポイント以上100ポイント単位で現金またはJALのマイルに交換することができます。
スマプロポイントの交換レートは、以下の通りです。
- 現金への交換レート:1ポイント = 1円相当
- JALのマイルへの交換レート:100ポイント = 40マイル相当
スマプロポイントに交換して現金化することで、還元率は最大の1%となります。
ミライノカードの支払総額から直接差し引く
ミライノポイントは、ミライノカードの支払総額から直接差し引くことができます。
交換レートは、ミライノポイント1ポイント = 1円相当です。
この場合の還元率は、0.5%です。
還元率を考えるのであれば、少し面倒でもスマプロポイントから現金化した方がお得です。
スマートプログラムのランクアップ条件
ミライノカード(Mastercard)は、ミライノカードTraveles Goldのみランクアップ条件となります。
一般カードでは、ランクアップ条件の対象外です。
スマートプログラムは、住信SBIネット銀行の優遇プログラムです。
項目 | ミライノカード | ミライノカードTraveles Gold |
---|---|---|
ランクアップ条件 | - | 2ランクアップ |
このあたりもミライノカード(JCB)と異なるので、注意が必要です。
ミライノカードは、JCBでQUICPay、MastercardでiDを利用可能
ミライノカード(Mastercard)は、iDを利用することができます。
発行元である、ライフカードiDを利用可能です。
ちなみに、ミライノカード(JCB)はQUICPayを利用することができます。
iD、QUICPayは、いずれもポストペイ型の電子決済です。
利用できる店舗に若干の違いはありますが、基本的には同じ様に利用できます。
おサイフケータイによりスマホで支払いができるので、非常にお手軽です。
ミライノカード(Mastercard)がおすすめの方
ミライノカード(Mastercard)は、ミライノカード(JCB)と比較して、特徴的なカードです。
住信SBIネット銀行を利用するだけであれば、ミライノカード(JCB)を選択すべきです。
それでもミライノカード(Mastercard)がおすすめの方は、以下の方です。
- 海外での利用をメインに検討している方
- 空港ラウンジ、海外・国内旅行傷害保険を必要とする方
- JCBよりMastercardを必要とする方
海外での利用をメインに検討する方であれば、ポイント還元率を1.2%で利用することができます。
また、本記事中には記載していませんが、空港ラウンジ、海外・国内旅行傷害保険も充実しています。
そういったベネフィットを検討されているのであれば、ミライノカード(Mastercard)はおすすめです。
その他、国際ブランドでMastercardを選択したい方は、ミライノカード(Mastercard)がおすすめです。
最後に
ミライノカード(Mastercard)は、特徴がかなり尖っているカードです。
海外利用やMastercardが必要な方に対して、訴求力があります。
そうでない方は、ミライノカード(JCB)を利用すべきかと思います。
国際ブランドによって、ここまで機能が異なるクレジットカードは珍しいです。
ほとんど、別物のカードと言っても過言ではありません。
きちんと内容を理解した上で、どちらが良いか判断してもらえればと思います。
ゆきたんたんも、ミライノカード(JCB)の発行を検討中です。
住信SBIネット銀行でスマプロポイントをちょこちょこ貯めているため、それを加速する目的です。
こういった小さいことを重ねて、お得な生活を実現したいものです。
以下、関連記事です。
住信SBIネット銀行は、スマートプログラムがとても優れているネット銀行です。
スマプロポイントを貯めて、現金に交換することができます。
本記事の冒頭でも紹介していますが、ミライノカード(JCB)はこちらです。
スマートプログラムのランクが2ランクアップします。
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