2019年7月コンパニオンカードのサービス開始

三井トラストクラブは、2019年7月23日より新しいサービスを開始します。
それが、ダイナースクラブコンパニオンカードです。
ダイナースクラブカードを保有している方は、Mastercardを発行できます。

新しく発行されるコンパニオンカードは、年会費が無料です。
そして、請求はダイナースクラブに合算され、ポイントプログラムも同一です。
つまり、ダイナースクラブを利用できない場合はMastercardで決済できます。

ダイナースクラブを保有している方にとって、久々に面白いニュースです。
平たく言えば、サブカードを無料で発行することができます。
どの程度のメリットがあるか、改めて確認します。

コンパニオンカードの概要

ダイナースクラブでは、2種類のカードを発行しています。
ダイナースクラブプレミアムカードと、ダイナースクラブカードです。
コンパニオンカードは、保有しているカードによって発行されるカードが異なります。

カードの種類	コンパニオンカード
ダイナースクラブプレミアムカード	TRUST CLUB ワールドエリートカード
ダイナースクラブカード	TRUST CLUB プラチナマスターカード

Mastercardには、6段階のランクが設定されています。
最上級のランクは、ワールドエリートです。

コンパニオンカードとして発行されるランクは、ワールドエリートとプラチナです。
ダイナースクラブプレミアムカード会員の方には、ワールドエリートを。
ダイナースクラブカード会員の方には、プラチナを発行するサービスです。

年会費無料で、これらのマスターカードが発行されるサービスはすごいです。
利用予定がなくても、まずは発行したくなるサービスです。

コンパニオンカードを発行するメリットは、以下の3点です。

前述している通りではありますが、この3点は大きなメリットです。
ダイナースクラブカードのサブカードとして、コンパニオンカードを選択できます。
普段は利用しないとしても、念のために持っておくカードとして最適です。

コンパニオンカードのデメリットは、以下の2点です。

ダイナースクラブプレミアムカードのコンパニオンカードは、100円（税込）1ポイントの還元率1%。
ダイナースクラブカードのコンパニオンカードは、200円（税込）1ポイントの還元率0.5%。
それぞれ、本家のカードよりも還元率が低く設定されています。

確かに、本家同様の還元率では、どちらがメインかわからなくなってしまいます。
コンパニオンカードは、あくまでサブカードであるという位置付けです。
その違いが明確になっています。

2019年4月30日までにダイナースクラブカード会員となっている方は、ダイレクトメールが届きます。
そこに記載された応募方法にて、申し込みを行うことでコンパニオンカードを発行することができます。
先日、ゆきたんたんもダイレクトメールを受け取りました。

ちなみに、ダイナースクラブプレミアムカード会員の場合は発行手続きが不要です。
自動的に発行されるため、不要な場合のみ、その旨を返信する必要があります。
コンパニオンカードは、2019年7月23日開始予定となっています。

ダイナースクラブは、他ブランドと比較して、利用できる店舗が少ない現状があります。
特に海外においては、VISAやMastercardほどの安心感がありません。
もしかたしたら使えないかも、という不安もあります。

それを解消するため、今回のコンパニオンカードのサービスが開始されたと考えています。
Mastercardであれば、多くの店舗で利用することができます。
クレジットカードの2枚持ちで弱さを補完する形になります。

また、Mastercardはトラベルに強みを持つブランドです。
グルメに強みを持つダイナースクラブとの補完性は高いと考えています。
それぞれのサービスを活かすことで、より良い生活が送れるようになりそうです。

以下、関連記事です。

ダイナースクラブプレミアムカードのメリットは、以下の記事にまとめています。
意外と取得することができるカードです。

ダイナースクラブプレミアムカードでは、銀座プレミアムラウンジを利用することができます。
リニューアルオープン後に利用した記事は、こちらです。

2018年にダイナースクラブプレミアムカードを利用した履歴は、以下の記事にまとめています。
年間利用額から、取得したポイントを振り返ります。

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