株主優待狙いの売買は、早め早めに行動する
1月のおすすめ株主優待をまとめます。
株主優待銘柄は、権利付最終日に向けて価格が上昇する傾向があります。
また、権利落ち後は株価が急落します。
そのため、早めに狙った銘柄は購入した方が良いです。
場合によっては、値上がり益を得た方がお得なケースもあります。
1月は、権利確定となる銘柄が少ない月です。
子育て世帯向けのおすすめ銘柄について、3つをご紹介します。
権利付最終日は1月28日(月)
株主優待の権利を得るためには、権利付最終日(=権利確定日の3営業日前)までに株を購入する必要があります。
権利付最終日までに株を購入することで権利確定日に株主名簿に載ります。
権利確定日とは、株主として株主名簿に名前が記載される日です。
株主優待や配当、株式分割などの権利が得られます。
【2590】ダイドーグループホールディングス
まずは、ダイドーグループホールディングスです。
株主優待は、自社グループ商品の優待価格販売と3,000円相当の自社グループ商品(飲料・ゼリー等)です。
権利確定月は、1月と7月の年2回です。
株価は、5,750円です。(2018年12月30日現在)
株主優待を得るためには、最低575,000円が必要です。
保有株数 | 株主優待 |
---|---|
100株以上 | 3,000円相当 |
7月にもおすすめした、ダイドーグループホールディングスが再登場です。
株価が1,000円近く値下がりしているため、投資しやすくなっています。
同じ株主優待であっても、購入タイミングによっては、よりお得に獲得できます。
【2217】モロゾフ
続いて、モロゾフです。
株主優待は、20%割引券1冊(1冊10枚綴)と2,000円相当の自社商品(菓子)です。
権利確定月は、1月と7月の年2回です。
3年以上継続保有した株主のみ、7月に自社商品がもらえます。
株価は、5,000円です。(2018年12月30日現在)
株主優待を得るためには、最低500,000円が必要です。
保有株数 | 株主優待 |
---|---|
100株以上 | 1冊 |
株主優待は、100株ごとに1冊増え、1枚につき利用上限金額1,080円(税込)です。
通信販売でも利用可です。
こちらも、7月にもおすすめしたモロゾフです。
株価が1,500円値下がりしています。
そして、ここ1年間は、右肩下がりのチャートを描いています。
正直、右肩下がりの銘柄は、手を出しにくくなっています。
株主優待を得られたとしても、損失を出しては意味がありません。
早めの購入で値上がり益が出ればと思いますが、どうなるかは分かりません。
【1928】積水ハウス
最後に、積水ハウスです。
株主優待は、新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kgです。
権利確定月は、1月の年1回です。
株価は、1,619円です。(2018年12月30日現在)
株主優待を得るためには、最低1,619,000円が必要です。
1,000株以上以上の保有が必要となります。
保有株数 | 株主優待 |
---|---|
1,000株以上 | 新潟県魚沼産コシヒカリ新米5kg |
お米は、どれだけあっても困るものではありません。
そして積水ハウスの株主優待の特徴は、新米が届くことです。
発送タイミングは、10月下旬から11月下旬です。
1月に権利を獲得しても、手元に届くのはずっと先です。
忘れた頃にやってくれる株主優待というものも、面白いと思います。
最後に
1月は、権利確定月となる銘柄が少ないです。
そのため、7月に紹介した内容と重複する部分が多いです。
2019年の市場は、どのようになるのか。
今から楽しみですが、期待と不安は半々です。
即退場しないような、そういった息の長い投資をしたいものです。
株主優待は、株価が下がると実質利回りが高くなります。
株主優待の改悪や倒産さえなければ、楽しみが続く素敵な制度だと思います。
配当の方が魅力的でもありますが、現物には現物の嬉しさがあります。
こうした楽しみを見つけて、自分に合った投資をして下さい。
以下、関連記事です。
8月分のおすすめの株主優待はこちらです。
過去の記事ですが、年2回の株主優待を実施している銘柄は2月が権利確定月です。
株主優待生活を始めるにあたっては、証券口座の開設が必要です。
ネット証券であるマネックス証券の紹介は、こちらです。
株主優待は長期保有でお得になるケースがあります。
長期保有に向けては、株価の値上がりを見据えるとNISA口座で保有した方がお得です。
株主優待ハンドブック 2018-2019年版 (日経ムック)
- 作者: 日本経済新聞出版社
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2018/07/11
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る