コンビニで各種証明書を取得できるようになりました
銀行口座や証券口座の開設、会社での手続きなど、住民票が必要となる機会は意外と多いです。
ゆきたんたんは最近では、住宅ローンの契約を行うために印鑑登録証明書を発行しました。
何かと各種証明書は、毎年何かしら取得している気がします。
こうした証明書は、お住まいの各区役所、市役所の窓口での請求が基本的な取得方法です。
横浜市の場合は、行政サービスセンターがあるため、そこでも発行することが可能です。
さらに横浜市ではマイナンバーカードを利用して、コンビニで住民票の写しなど各種証明書が取得できます。
コンビニ交付はあまり有名なサービスではないため、今回はこのサービスについてまとめます。
コンビニ交付を行うためにはマイナンバーカードが必要ですが、どうにも普及率が低いです。
そもそもマイナンバーカードとは、という部分についても記載します。
コンビニ交付は、自治体によって利用可否が異なります。
お住まいの市区町村はコンビニ交付に対応しているか、ご確認をお願いします。
マイナンバーカードの概要
マイナンバーカードは、マイナンバー制度を受けて発行された証明書です。
顔写真付きであるため、本人確認書類としても利用することが可能です。
証明写真が必要である点や、パスワード設定が必要な点など、発行は何かと手間が掛かるものです。
そのためか、マイナンバーカードの普及率は2018年現在約10%です。
予想はできますが、とても低い普及率です。
マイナンバー制度開始当初こそ話題になりましたが、最近はあまり盛り上がっていないです。
マイナンバーカードのメリット
そんなマイナンバーカードは、以下のメリットがあります。
- 本人確認書類として利用できる
- 確定申告にて、e-Taxが利用できる
- 各所証明書のコンビニ交付が利用できる
- 今後、自治体ポイントなど新しいサービスが利用できる可能性がある
今回の記事としてのメリットは、3点目のコンビニ交付です。
他方、気になるメリットとして、自治体ポイントなど今後のサービス展開があります。
増税を受けて新しいサービスが始まるか、気になるところです。
各種証明書の窓口での請求について
コンビニ交付についてご紹介する前に、そもそも窓口での請求についてまとめます。
横浜市の場合ですので、他の市区町村の場合は、多少の違いがあるかと思います。
その点は、ご留意頂いた上でお読み下さい。
横浜市では、以下の2箇所の窓口で請求を行うことができます。
- 横浜市内各区役所戸籍課登録担当
- 横浜市内行政サービスコーナー
それぞれについて、以下にまとめます。
各区役所での請求
横浜市内の各区役所では、基本的に平日に請求を行うことができます。
土日は、第2、第4土曜日の午前中のみ請求できます。
祝日、年末年始は休庁となります。
- 月曜日~金曜日 8:45~17:00
- 第2・第4土曜日 9:00~12:00
区役所の窓口となると、やはり平日のイメージがあります。
土曜日も、第2・第4土曜日のみ開庁しているため、意外と助かることがあります。
行政サービスコーナーでの請求
横浜市内には、主要駅を中心に行政サービスコーナーが設置されています。
行政サービスコーナーはアクセスが良く、土曜日、日曜日でも請求ができます。
祝日、年末年始は請求できない点は、区役所と同様です。
- 月曜日~金曜日 7:30~19:00
- 土・日曜日 9:00~17:00
平日も19:00まで開いている点は、区役所と異なります。
そして、土日も17:00まで開いているため、休日休みの方の強い味方となってくれます。
ゆきたんたんもコンビニ交付を利用する以前は、行政サービスコーナーを利用していました。
コンビニ交付のメリット
マイナンバーカードを持っている方は、コンビニ交付を利用することができます。
コンビニ交付は、以下の主要なコンビニのマルチコピー機で利用できます。
また、交付できる書類についても、以下にまとめます。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- ミニストップ
コンビニ交付のメリットは、以下の2点です。
- 土日も含め、早朝から深夜まで利用できる
- 手数料が窓口よりも50円安い
土日も含め、早朝から深夜まで利用できる
コンビニ交付の利用時間は、以下の通りです。
- 午前6時30分~午後11時(12/29~1/3とシステム休止日を除き無休)
- ※戸籍証明書及び戸籍の附票の写しは、平日の午前9時~午後5時
24時間営業しているコンビニならではかとは思いますが、23時までサービスが提供されています。
平日も土日も変わらない点は、とても助かります。
手数料が窓口よりも50円安い
コンビニ交付は、各種証明書の交付手数料が50円安いです。
お得であることは、良いことです。
取得できる証明書の一覧も含め、以下にまとめます。
取得できる証明書 (横浜市内在住者に限る) |
交付手数料 | 請求対象者 | 備考 |
---|---|---|---|
住民票の写し | 1通250円 | 本人及び 同一世帯の方のみ |
除票及びマイナンバー、住民票コード入りは取得できません |
住民票記載事項証明書 | 1通250円 | 本人及び 同一世帯の方のみ |
除票及びマイナンバー、住民票コード入りは取得できません |
印鑑登録証明書 | 1通250円 | 本人のみ | 横浜市内に印鑑登録されている方のみ |
戸籍の附票の写し | 1通250円 | 本人及び 同一戸籍の方のみ |
横浜市内に本籍がある方のみ |
戸籍(全部・個人事項)証明書 | 1通450円 | 本人及び 同一戸籍の方のみ |
横浜市内に本籍がある方のみ |
最後に
コンビニ交付はとても便利ですので、このためだけにマイナンバーカードを発行することもおすすめです。
ゆきたんたんは、e-Taxを利用するために発行しましたが、利用頻度はコンビニ交付の方が高いです。
確定申告は年に1回ですから、ある意味、当たり前の話です。
また、コンビニ交付では、個人的に感動したユーザビリティがあります。
それは、マイナンバーカードを読み取った後、マイナンバーカードを外さないと先に進めない点です。
大切なカードであるからこそ、絶対に置き忘れを防止するという配慮には感動しました。
どうせ発行しなければならない証明書であれば、50円でもお得に発行すべきです。
また、コンビニで発行できるのであれば、交通費や時間を圧倒的に節約できるはずです。
コンビニ交付、おすすめです。
以下、関連記事です。
サラリーマンの場合、確定申告を行わずに年末調整で済む方が多いかとは思います。
年末調整は節税効果が目に見えるため、きちんと理解すると面白いです。
マイナンバーカードがあれば、児童手当の現況確認を電子申請で行うことができます。
横浜市の手順について、以下にまとめました。
コンビニで導入しているポイントカードについて、以下にまとめました。
様々なポイントカードがあるため、どれがお得かを一概に判断することは難しいです。
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