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ソニー銀行の優遇プログラムについて、2019年1月の変更点まとめ

優遇プログラムClub Sの優遇特典など一部改定

2019年1月以降、ソニー銀行では優遇プログラムClub Sの優遇特典などの一部改訂を行います。
また、ご家族・ご友人紹介プログラムについても、改定があります。
いずれも、既に発表されたATM出金の改定に対応したものと思われます。

マイナス金利の影響により、各銀行は優遇プログラムの改定を実施しています。
基本的には、利用者にとっては改悪に分類される改定です。
当然改悪だけではユーザ離れに繋がるため、改善の改定も併せて実施されます。

今回のソニー銀行の場合も、この例に該当します。
ATM出金の改定が改悪に分類されるため、Club Sの優遇条件を改善する形になっています。
ただし、今回改定されるサービスとしては円預金ではなく、外貨預金です。

ひとまず、内容についてご紹介です。
利用者によって、良し悪しの考えが分かれる形になりそうです。
ゆきたんたんは、比較的良い改定であると考えています。



ATM出金(お引き出し)時の利用手数料の改定

2019年1月以降、ATM出金時の利用手数料について改定があります。
改定日は、2019年1月7日(月)です。

改定は具体的には、セブン銀行とイオン銀行の入金・出金手数料が他の銀行ATMと同様になります。
ステージなしの場合でも、月4回までは無料です。
なお、無料回数を超過してご利用された場合は、取引1回当たり108円(税込)の手数料がかかります。

2018年12月中の利用手数料と、2019年1月以降の利用手数料についてまとめます。

2019年1月6日(日)までの利用手数料

現行は、セブン銀行とイオン銀行の入金・出金手数料が無料です。

提携ATM 入金手数料 出金手数料
セブン銀行ATM 0円 0円
イオン銀行ATM 0円 0円
イーネットATM 0円 月4回まで0円
LAWSON ATM 0円 月4回まで0円
三菱UFJ銀行ATM 0円 月4回まで0円
三井住友銀行ATM 0円 月4回まで0円

プラチナに限り、ATMを問わず何度でも入金・出金手数料が無料となります。

2019年1月7日(月)以降の利用手数料

セブン銀行とイオン銀行の入金・出金手数料が他の銀行ATMと同様になります。

提携ATM 入金
手数料
出金
手数料
ステージなし
出金
手数料
シルバー
出金
手数料
ゴールド
出金
手数料
プラチナ
セブン銀行ATM 0円 月4回
まで
0円
月7回
まで
0円
月15回
まで
0円
何度
でも
0円
イオン銀行ATM 0円 月4回
まで
0円
月7回
まで
0円
月15回
まで
0円
何度
でも
0円
イーネットATM 0円 月4回
まで
0円
月7回
まで
0円
月15回
まで
0円
何度
でも
0円
LAWSON ATM 0円 月4回
まで
0円
月7回
まで
0円
月15回
まで
0円
何度
でも
0円
三菱UFJ銀行ATM 0円 月4回
まで
0円
月7回
まで
0円
月15回
まで
0円
何度
でも
0円
三井住友銀行ATM 0円 月4回
まで
0円
月7回
まで
0円
月15回
まで
0円
何度
でも
0円

どの銀行ATMを利用しても、ステージによって出金の無料回数が定められています。
プラチナに限り、入金・出金共に何度でも0円です。


シルバーステージ獲得に関する積立取引条件の引き下げ

今回新たに発表された2つの改定のうち、1つ目です。
改定日は、2019年1月分の積立取引より改定です。

Club Sのシルバーステージ獲得条件が緩和されます。
「外貨預金の積立購入」および「投資信託 積み立てプラン」の基準引き下げです。
月間合計額の基準が「5万円以上」から「3万円以上」に引き下げられます

単純に基準が引き下がったため、シルバーステージ獲得の難易度が低くなっています。


新規口座における為替コスト無料期間の新設

今回新たに発表された2つの改定のうち、2つ目です。
改定日は、2019年1月以降に口座開設された方が対象の改定です。

具体的には、外貨預金における円での外貨購入時の為替コストが無料(0銭)となります。
期間は、ソニー銀行の口座開設日(円普通預金口座の開設日)から開設日の属する月の翌々月末日までです。


ご家族・ご友人紹介プログラムの改定

優遇プログラムClub Sに関連したことではありませんが、ご家族・ご友人紹介プログラムも改定されます。
改定日は、2019年1月以降の口座開設分から対象となる改定です。

当プログラムの改定内容について、変更前後を一覧表にします。
紹介を受ける方は、最大4,000円がもらえる可能性がありますが外貨預金が必要となります。
円預金のみの場合、もらえる金額が3,000円から2,000円に減少しています。

  • 変更前
条件 プレゼント金額
紹介をするかた
プレゼント金額
紹介を受けるかた
① 紹介するかた(口座をお持ちのかた)からの紹介メールから、紹介を受けたかたが新規に口座開設すること
② 紹介を受けたかたが、口座開設の翌月末日の午後11:59時点で、円預金残高30万円以上あること
1,500円
(最大、月に5名さま分まで)
3,000円
  • 変更後
条件 プレゼント金額
紹介をするかた
プレゼント金額
紹介を受けるかた
① 紹介するかた(口座をお持ちのかた)からの紹介メールから、紹介を受けたかたが新規に口座開設すること
② 紹介を受けたかたが、口座開設の翌月末日の午後11:59時点で、総預かり残高30万円以上あること
1,500円
(最大、月に5名さま分まで)
2,000円
上記②のうち、外貨預金残高(円換算額)と投資信託残高(約定日基準)の合計が10万円以上あること - 2,000円

最後に

今回の改定は、外貨預金もしくは投資信託の背中を押す改定となっています。
外貨預金も投資信託もリスク商品のため、こういった特典がない限りは手を出す方が限られているものです。
円預金だけでは利益が出ないため、リスク商品をおすすめする流れでしょうか。

きちんとリスクを理解した上で、各商品を購入する必要があります。
目先のプレゼント金額やお得なサービスに目が眩むと、元本割れにより「こんなはずでは」となる可能性があります。

一方で、リスクの言葉の定義は、利幅の広さを表します。
損失が出ることもありますが、それと同額の利益が出る可能性もあることがリスクです。
そこまで理解した上で、リスクを取ることはおすすめです。

ゆきたんたんは、外貨預金も投資信託も利用しています。
投資信託は、ソニー銀行ではなく、マネックス証券で利用しています。


以下、関連記事です。

ソニー銀行については、以下の記事にまとめています。
ゆきたんたんはメインバンクとして利用しているため、今回の改定は歓迎です。

外貨預金については、以下の記事にまとめています。
外貨預金とFXは似て非なるサービスですので、どちらが良いか判断して下さい。

投資信託はおすすめが様々ありますが、現在積み立てている投資信託はeMAXIS Slimシリーズです。
その中でもS&P500については、本当におすすめです。


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