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Amazon Pay登場!実店舗の決済もAmazonにお任せ

Amazon Payは、QRコードを利用したキャッシュレス決済

2018年8月29日、Amazonは「Amazon Pay」の開始を発表しました。
Amazon Payは、QRコードを利用したキャッシュレス決済サービスです。
Amazonショッピングアプリより、QRコードを表示、利用することができます。

実店舗の支払時にQRコードを読み取ってもらうことで、
Amazonアカウントに紐付いたクレジットカードで決済ができます。

他社も競合サービスを続々と発表しているため、QRコードの決済は競合が多いです。
今回は比較対象として、d払いとの比較を行います。

Amazon Payのメリットは何か、まとめてみます。



Amazon Payのメリット

実店舗でAmazon Payを利用するメリットは、以下の3点です。

  • QRコードを利用して、キャッシュレス決済が実現できる
  • Amazonアカウントに紐付いたクレジットカードで決済できる
  • QRコードは30秒ごとに更新され、不正利用に強い

1点目は、QRコードを利用した決済サービスのメリットです。
2、3点目はAmazon Payならではのメリットです。

クレジットカードの不正利用が気になる方は、Amazon Payを利用する価値があります。
おサイフケータイでもないため、機種変更時にも移行を気にする必要がありません。


Amazon Payの利用方法

Amazon PayのQRコードは、「Amazonショッピングアプリ」から表示します。
Amazonの公式アプリです。

普段からAmazonで買い物をしている方は、既にスマホにインストールされていると思います。
Amazonアカウントも設定済みかと思いますので、開始のために特別な設定は不要です。
そのまま利用できます。

店舗での支払い時には、アプリで表示するQRコードを決済用端末に読み取ってもらいます。
そうすることで、Amazonアカウントに請求が発生します。

新しい決済サービスを利用する際には、導入のハードルの低さも大切ですね。
準備がたくさん必要になってしまうと、どうしても手が出しづらいです。


Amazon Payを利用できる場所

Amazon Payは、ベンチャー企業のNIPPON PAYと協力して加盟店向けサービスを提供します。
店舗では、NIPPON PAYが配布するタブレット端末を利用すると、Amazon Payが導入できます。

NIPPON PAYのタブレット端末は、Amazon Pay以外にAlipayやWeChatPayが利用できます。
日本の決済サービスでは、d払いが利用できるようになります。
単一のサービスだけではなく、複数サービスが利用できる点は、利用者からするとありがたいですね。

そんなNIPPON PAYのタブレット端末は、都内や福岡を中心に展開されています。
期間限定で「決済手数料0%」として、加盟店の導入を促進しています。
今後、身近な店舗でAmazon Payを利用できるようになるかもしれませんね。


d払いとの比較について

Amazon Payの比較対象として、先日スタートしたd払いを挙げます。
両社は、いずれもQRコードを利用したキャッシュレス決済です。

違いは、それぞれの支払いで紐付くIDです。
Amazon PayはAmazonアカウントに紐付き、d払いはdアカウントに紐付きます。
正直、それ以上の違いはありません。

つまり、現在どのアカウントを持っているかによって、支払方法を選択した方が簡単です。
既にAmazonアカウントを持っていて利用している方は、Amazon Payを。
dアカウントを持っている方は、d払いをそれぞれ選択しましょう。
両方お持ちの方は、好きな方で良いと思います。


Amazonが世界に先駆けてAmazon Payを日本で始めた理由

日本は、キャッシュレス後進国です。
キャッシュレス決済の比率は、現金に対して遥かに低く20%程度です。
これは、韓国の90%や中国の60%と比較しても遅れています。

Amazonとしては、そこに伸び代があると判断しています。
Amazon Payを利用してもらうことで、実店舗の購入データを集めることもできます。
そのデータを基に、本家Amazonでおすすめ商品を表示できれば、購入促進につながります。

また、諸外国から日本に来る旅行者にとって、Amazonブランドで決済ができればそれは便利です。
d払いや楽天ペイ、Origami Payといった、日本の独自サービスを利用する必要がありません。
先述の通り、AlipayやWeChatPayはそのまま使えたりしますけどね。


最後に

Amazon Payは、2020年まで小売店側の手数料を0%として決済端末の導入を進めています。
今後日本でも、QRコードでの支払いが一般的になっていきます。
便利なものは積極的に利用し、ポイントの還元率を考える楽しい日々が訪れそうです。

ゆきたんたんとしては、まだQRコードの支払い方法は利用していません。
おサイフケータイのiDは利用しているため、そのままd払いを利用することになるかと思います。
他にもどのようなサービスがリリースされるか期待しながら、選択肢を考えたいと思います。


以下、関連記事です。

Amazonを利用するのであれば、Amazonプライムはおすすめです。
便利なサービスを複数利用することができます。

Amazon Payの対抗馬となる、d払いについてはこちらでまとめています。
dアカウントは、docomoユーザでなくても利用できます。

Google Payについては、こちらでまとめています。
こちらはQRコードではなく、おサイフケータイに近いサービスです。


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