初めてのクレジットカードは何を選ぶか
先日、妻から「クレジットカードを作りたい」と相談を受けました。
キャッシュレス万歳のゆきたんたんとしては、嬉しい相談です。
妻は現金派ですので、クレジットカードに前向きになってくれたことが嬉しいです。
念のためですが、妻はクレジットカードを全く持っていないわけではありません。
これまでもクレジットカードは持っていましたし、現在は家族カードを複数枚持っています。
今回新たに作成したいクレジットカードは、妻の口座に紐付いた自身の支払い用です。
お小遣いで買うような内容を家族カードで支払うことに対して、思うことがあったようです。
確かに、良いか悪いかは別として、自由に使えるクレジットカードはあって良いと思います。
明細を見られてしまうというのは、気持ちの良いものではありませんので。
そうと決まれば、今回は主婦の方におすすめのクレジットカードを考えてみます。
妻は育休中ですが、作りやすいカードを中心に選定しました。
クレジットカードの選定基準
クレジットカードを作るにあたっては、以下の4点を重視しました。
- 日常生活で利用することにメリットがあること
- 最悪、無収入でも作れること
- 年会費が無料であること
- 銀行口座のキャッシュカード一体型でないこと
おそらく妻は、近いうちにクレジットカードを作成するかとは思います。
しかし、今後どうなるか分かりませんので、収入面を気にしない方が良いと考えました。
また、利用頻度は決して多くないかと思われます。
利用頻度が多くない場合、年会費が発生するようなクレジットカードは不要です。
年会費分のベネフィットを利用できるとは思えません。
年会費が無料であることを選定基準としました。
最後に、銀行口座のキャッシュカード一体型クレジットカードは除外しました。
理由としては、ポイント還元率で他のクレジットカードに劣ることです。
また、キャッシュカード一体型の場合は、支払口座を変更することができません。
発行元の銀行口座のみ、支払口座に指定できます。
一面から見るとメリットにも思えますが、柔軟性が低いため、今回は除外しました。
おすすめのクレジットカード
ここからは、おすすめのクレジットカードを5つ紹介します。
- dカード
- イオンカード
- エポスカード
- 三井住友VISAアミティエカード
- 楽天カード
いずれも選定基準を満たした上で、おすすめできるポイントがそれぞれにあります。
dカード
まずは、dカードです。
画像は、dカードGOLDです。
年会費は1,250円ですが、初年度無料と2年目以降は1度でも利用すれば無料になります。
利用することだけが条件であるため、さほど難易度は高くありません。
dカードのメリット
dカードのメリットは、以下の3点です。
- dポイントカードの機能も搭載
- LAWSONでの支払時には5%お得になる
- iD搭載
dカードは、dポイントカードとしての機能も搭載しています。
そのため、dカード1枚でローソンは5%お得に利用することができます。
5%の内訳は、以下の通りです。
タイミング | 還元率 |
---|---|
dカードの提示 | 1% |
dカードの決済 (ポイント還元) |
1% |
dカードの決済 (購入額割引) |
3% |
また、dカードは、iDを利用することもできます。
iDは、クレジットカードを渡すことなく、かざすだけで決済を行うことができます。
おサイフケータイに紐付けることもでき、紐付け後はスマホをかざすことで決済できます。
イオンカード
次に、イオンカードです。
イオンカードは、イオンカードとイオンカードセレクトの2種類があります。
イオンカードセレクトはキャッシュカード一体型として、今回は対象外としました。
イオン銀行を開設することが目的であれば、十分に選択肢になり得ます。
イオンカードのメリット
イオンカードのメリットは、以下の3点です。
- 20日、30日は5%OFF、お客様感謝デー(支払額5%OFF)
- イオングループはときめきポイントが常時2倍
- イオンシネマは常時300円引き
当たり前の話ではありますが、イオンでの利用がお得になります。
イオンカードのポイント還元率は通常0.5%ですが、イオングループでは1.0%になります。
また、お客様感謝デーで支払額に対して直接の割引もあります。
エポスカード
続いて、エポスカードです。
エポスカードは、丸井を中心としてポイントが貯めやすくなっています。
ただし、通常のポイント還元率は0.5%ですので注意が必要です。
エポスカードのメリット
エポスカードのメリットは、以下の3点です。
- 丸井の「マルコとマルオの7日間」で10%OFF
- 多数のお店で割引が受けられる
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
丸井でお得に利用できることは勿論、多数の店舗で割引があります。
BIGECHOやシダックスの室料が30%OFFになったり、ロイヤルホストが5%OFFになります。
また、海外旅行傷害保険の自動付帯はエポスカードの大きなメリットです。
年会費無料のクレジットカードで海外旅行傷害保険が自動付帯となるカードは、貴重です。
いざという時のために、準備しておくのも良いです。
三井住友VISAアミティエカード
そして、三井住友VISAアミティエカードです。
三井住友VISAカードの中でも、女性限定のカードです。
年会費は1,250円ですが、初年度無料と2年目以降は条件達成で無料になります。
年会費無料の条件は、マイ・ペイすリボをお申し込み + ご利用です。
マイ・ペイすリボは最初に設定しておけば、1年に1度の利用で無料にできます。
三井住友VISAアミティエカードのメリット
三井住友VISAアミティエカードのメリットは、以下の3点です。
- 三井住友VISAカードより保険が手厚い
- 海外旅行傷害保険が自動付帯
- iD搭載
三井住友VISAアミティエカードは、特定店舗で利用するものではありません。
今後の利用シチュエーションの想定次第ですが、どこでも利用することができます。
その汎用性の高さから、今回エントリーしました。
しかし、ポイント還元率が0.5%である点を踏まえると、このカードの優位性は正直低いです。
他のカードは、それぞれ特化している強さがあるのに対して、このカードはバランスが一番です。
可もなく不可もなく、平均点以上のカードです。
楽天カード
最後に、楽天カードです。
楽天ポイントや楽天証券など、楽天経済圏を利用されている方には絶大なメリットがあります。
楽天ポイントの貯まりやすさで言えば、当たり前ですが、他を寄せ付けません。
基本的な還元率は1%ですが、ポイントアップのキャンペーンが多数実施されます。
楽天カードのメリット
楽天カードのメリットは、以下の3点です。
- 楽天ポイントが貯まる
- 楽天ポイントにて、投資信託が購入できる
- ゴールドカード、ブラックカードなど上位のカードに移行できる
いずれも、前述の通り、楽天経済圏を利用している方にとってはメリットです。
早々に書いてしまいますが、妻も楽天は利用していないとのことでした。
そのため、残念ながら選考外です。
結論として、エポスカードを作成しました
dカードとイオンカードは、それぞれゴールドカードをゆきたんたんが保有しています。
そのため、妻には家族カードを発行済みです。
家族カードの請求は本会員の請求に合算されるため、そもそも今回の目的を達しません。
そのため今回は、エポスカードを作成しました。
丸井で即日発行を利用しました。
作成して分かりましたが、窓口があり、その場で発行できるという点もメリットです。
最後に
正直、ゆきたんたんは最初からエポスカードをおすすめしていました。
ポイント還元率の低さは気になりますが、持っていてお得を実感できるカードです。
本当は三井住友VISAアミティエカードがおすすめですが、ちょっと玄人感があります。
ステータスを気にする方や、その後、三井住友VISAカードの上位ランクを狙う方にはおすすめです。
銀嶺カードが発行できるなど、三井住友VISAカードならではの強みがあります。
しかし、日常生活ではその強みを実感することはほとんどありません。
以下、関連記事です。
dカードとdカードGOLDの損益分岐点は、こちらの記事にまとめています。
dカードGOLDは家族カードを利用することで2回線以上の携帯電話料金を10%還元にできます。
イオンカードゴールドのメリットについては、こちらの記事です。
イオングループの店舗が近くにある方は、作っておいて損はないカードです。
本文中では触れませんでしたが、ゆきたんたんのメインカードはダイナースクラブプレミアムカードです。
多数のベネフィットがあるため、使い倒せる方にはおすすめのカードです。