サラリーマンゆきたんたんの育児と投資と財テクと

毎日を楽しく生きるために、投資と財テクのお役立ち情報を

新幹線の指定席が35%割引に!えきねっとの「お先にトクだ値」とは

新幹線も早めに予約した方がお得です

飛行機のチケット代は、タイミングによって金額が変動することで有名です。
早めに予約した方が、金額が安いため、お得です。

実は新幹線も、早めに予約するとお得になるシステムが存在します。
それが、えきねっとの「お先にトクだ値」です。
乗車の13日前まで、限られた座席数ではあるものの、基本的に30%または35%割引です。
乗車券、指定席券がセットのため、当日に自由席で購入するよりも安くなります。

今回はえきねっとの概要と、お先にトクだ値のメリットについてまとめます。
また、モバイルSuicaのスーパーモバトクとモバトクについても、比較を記載します。



えきねっととは

えきねっとは、JR東日本が提供するサービスサイトです。
利用できる内容は、乗車券及び指定席券をはじめとしたチケット予約です。
他に、旅行予約なども可能です。

えきねっと(JR東日本)|トップ:新幹線予約 びゅうツアー現地観光プラン ポイント

指定席券購入時には、座席をシートマップから選択することも可能です。
その際、既に販売されている座席を見ることもできます。
そのため、隣が空席の座席など、好きな座席を購入することができます。
当然、その後、隣の座席が購入されてしまう可能性もありますが。

そもそもこの、えきねっとのサービスを知らないと新幹線はお得に利用できません。
全てのスタートになるサイトです。


トクだ値、お先にトクだ値の概要

えきねっとでは、以下の2つの割引を用意しています。

  • トクだ値
  • お先にトクだ値

トクだ値

トクだ値は、乗車日の1ヶ月前から当日の午前1時40分前まで予約可能です。

割引率は、基本的に5%から20%です。
JR北海道エリアの特急列車であれば、15%から55%の割引率が設定されたりもします。

お先にトクだ値

お先にトクだ値は、乗車日の1ヶ月前から13日前の午前1時40分前まで予約可能です。

割引率は、25%から40%です。
期間・列車限定で50%引きとなる「お先にトクだ値スペシャル」も設定されることもあります。

お先にトクだ値が設定される期間は、限定される場合があります。
以下の時期については、お先にトクだ値が設定されません。

  • ゴールデンウイーク
  • お盆
  • 年末年始の帰省ラッシュ時の下り列車
  • Uターンラッシュ時の上り列車

トクだ値、お先にトクだ値のメリット

お先にトクだ値を利用したケースと、利用しないケースではどれだけ安くなるのか。
東北新幹線と北陸新幹線において、それぞれで比較します。

東北新幹線は、お先にトクだ値の35%割引が存在するケースです。
北陸新幹線は、少し前ですが、金沢に繋がったことで話題になったケースです。
なお、グランクラスについては、割引がありません。

東北新幹線のケース

東北新幹線のケースは、東京駅発で宇都宮駅と仙台駅までをそれぞれ比較します。
お先にトクだ値は、それぞれえきねっとで表示されている最大の割引率を記載しています。

出発地、目的地 通常購入
(自由席)
通常購入
(指定席)
お先にトクだ値
(指定席)
東京駅発、宇都宮駅着
(なすの)
4,410円 5,130円 3,070円
(35%割引)
東京駅発、仙台駅着
(やまびこ)
10,370円 11,090円 7,470円
(30%割引)

いずれのケースにおいても、自由席よりも安い値段で指定席が購入できます。
なすのであれば、お先にトクだ値で35%割引が適用できます。
やまびこは最大30%割引ですが、それでも十分にお得です。

デメリットとしては、13日前かつ座席数に余裕がある場合のみ購入できるということでしょうか。
予め、乗車時刻まで計画立てないと利用することができません。

北陸新幹線のケース

北陸新幹線のケースは、東京駅発で金沢駅までを比較します。
北陸新幹線の金沢までは、お先にトクだ値は存在せず、トクだ値の10%割引が適用されます。
車両は、自由席があるはくたかです。

出発地、目的地 通常購入
(自由席)
通常購入
(指定席)
トクだ値
(指定席)
東京駅発、金沢駅着
(はくたか)
13,600円 13,920円 12,520円
(10%割引)

東北新幹線のケースと同様、自由席よりもトクだ値の方が安い結果となりました。


トクだ値、お先にトクだ値のデメリット

金額面を見ると、トクだ値とお先にトクだ値は圧倒的にお得です。
その分のデメリットは、以下の3点です。

  • 前もって計画立て、購入する必要がある
  • 変更・払戻のルールが複雑
  • モバイルSuicaのモバトク、スーパーモバトクを含めて検討すると複雑化する

それぞれのデメリットについて、後述します。

前もって計画立て、購入する必要がある

とにかく、この点がデメリットです。

飛行機同様ですが、早めに計画立てないと割引が適用されません。
当たり前と言えば、当たり前ですが。

新幹線についても、お得に利用しようとした場合、きちんと計画立てが必要です。

変更・払戻のルールが複雑

事前に予約を行った場合、直前で変更や払戻が発生することがあります。
えきねっとでは、変更と払戻のルールがちょっと複雑です。

変更は、1回まで無料で変更できます。
2回目以降は、一旦払戻を行う必要があります。

トクだ値、お先にトクだ値は、何度でも変更可能です。
ただし、トクだ値、お先にトクだ値から通常の指定席券へ変更する場合は、払戻扱いとなります。

変更・払戻については、ゆきたんたんも基本的なルールしか理解できていないです。

モバイルSuicaのモバトク、スーパーモバトクを含めて検討すると複雑化する

デメリットで最も書きたかった内容が、こちらです。

モバイルSuicaの場合、モバトク、スーパーモバトクがあります。
スーパーモバトクは、お先にトクだ値よりもお得です。
ただし、モバイルSuicaは自分自身の一人分しか購入できません。

ご参考までに、モバトク、スーパーモバトクの金額も先の例に追記します。
モバトクは自由席と指定席とで値段が変わらず、スーパーモバトクは指定席のみです。

出発地、目的地 お先にトクだ値
(指定席)
モバトク
(自由席/指定席)
スーパーモバトク
(指定席)
東京駅発、宇都宮駅着
(なすの)
3,070円
(35%割引)
4,210円 3,560円
東京駅発、仙台駅着
(やまびこ)
7,470円
(30%割引)
9,970円 8,960円
東京駅発、金沢駅着
(はくたか)
12,520円
(10%割引)
13,380円 12,030円

スーパーモバトクは、前日の23:40まで購入できます。
お先にトクだ値よりも、購入しやすいです。


最後に

ゆきたんたんの周りには、えきねっとを知らない人が多かったです。
そのため、今回改めて記事にしてみました。

えきねっと自体はJR東日本のサイトですが、全国の新幹線を予約できます。
まずは一度、金額と利便性を確認してみるのもいいと思います。
何事も、まずは試してみることが必要です。

モバイルSuicaが絡むと、どれがお得になるか本当に難しくなります。
ゆきたんたんは、そこまで鉄道に詳しくないため、この程度の記載とさせて下さい。
ここまでであれば、何とか理解できる範囲です。
ちゃんと勉強した上で、もっと分かりやすい記事を書けるようになりたいです。


以下、関連記事です。

モバイルSuicaの使い方について、こちらの記事にまとめています。
記事自体は、モバトク、スーパーモバトク以外の内容がメインです。

JRE POINTの始め方については、こちらの記事です。
東京駅版のJRE POINTカードの発行方法も記載しています。

Google PayでもSuicaを利用できるようになりました。
モバイルSuicaとは特徴が異なるため、使い分けを理解する必要があります。


TOMIX Nゲージ JR 500 7000系山陽新幹線 ハローキティ新幹線 8両 セット 98662 鉄道模型 電車

TOMIX Nゲージ JR 500 7000系山陽新幹線 ハローキティ新幹線 8両 セット 98662 鉄道模型 電車