過去イオンゴールドカードには、ダイエー優待機能付のタイプが存在した
今更このカードの記事をまとめるのもちょっと、ですが昨日に引き続きイオンカードのお話です。
ダイエーの株主優待として、イオンゴールドカード(ダイエー優待機能付)が案内されたことがありました。
ゆきたんたんは、そのタイミングでイオンゴールドカードを取得しました。
今回は、そんな当時の経緯をまとめます。
2015年頃のお話です。
- 過去イオンゴールドカードには、ダイエー優待機能付のタイプが存在した
- ダイエーの株主優待について
- ダイエーとイオンの統合
- イオンゴールドカード(ダイエー優待機能付)の特徴
- ダイエーにおけるイオンオーナーズカードの導入
- イオンゴールドカード(ダイエー優待機能付)の最後
- 他のイオンゴールドカードを取得するためには
- 最後に
ダイエーの株主優待について
ダイエーは、株主優待を実施していました。
その内容は、ダイエーでのお買い物が一律5%OFFになるというものです。
無条件で取得できるため、結構強烈な値引き額でした。
ゆきたんたんは、株主優待を目当てにダイエー株を取得していました。
当時は、近所のスーパーがダイエーでしたので。
株価は300円台でしたので、比較的お得な株主優待でした。
ダイエーとイオンの統合
そんなダイエーですが、2015年にイオンの完全子会社となります。
理由としては、業績不振ですね。
大きなニュースでしたので、記憶されている方も多いのではないでしょうか。
イオンはダイエーと株式交換を行い、完全子会社化を行いました。
その比率は、イオン:ダイエー = 1:0.115です。
ダイエーを100株持っていたとしても、イオンの10株分にしかならない計算です。
株価が違い過ぎたので、これくらいの差が出てしまったようです。
当時からイオン株は、10万円を超えていたように記憶しています。
イオンゴールドカード(ダイエー優待機能付)の特徴
イオンの完全子会社化が決まったダイエーは、2015年5月31日に株主優待を変更します。
従来の自社割引が可能なカードではなく、イオンゴールドカードにダイエー優待機能を搭載しました。
そして、そのカードの申込書を株主優待の権利者に発送したのです。
イオンゴールドカード(ダイエー優待機能付)のベースはイオンゴールドカードです。
イオンゴールドカードと同等の機能があります。
その上で、ダイエーでお買い物をした際には常時3%OFFになるというものです。
基本はイオンゴールドカードと同様の券面ですが、「daiei」の文字が入っています。
これこそが、イオンゴールドカード(ダイエー優待機能付)です。
ブランドは、VISAしか選択できませんでした。
イオンゴールドカードについては、こちらの記事をご参照ください。
ダイエーにおけるイオンオーナーズカードの導入
ダイエーでは、2015年5月31日よりイオンオーナーズカードの導入も始まりました。
キャッシュバック対象店舗となりますので、支払額の3%が戻ってきます。
イオンの子会社となるため、イオングループの株主優待が利用できるようになったわけですね。
また、ダイエーの株主は必ずしもイオンの株主ではない、という配慮からダイエー優待機能が生まれたのでしょう。
割引額が3%で同等ですので。
ゆきたんたんは、イオンの株主でもあったため、イオンオーナーズカードを所持していました。
そのため、ダイエー優待機能そのものは利用する機会がほとんどありませんでしたね。
ダイエー優待機能で直接3%OFFにするよりも、そのままの額を支払って後から3%キャッシュバックした方がお得ですから。
イオンゴールドカード(ダイエー優待機能付)の最後
2017年5月31日をもって、イオンゴールドカード(ダイエー優待機能付)は有効期限を迎えました。
更新後に届くカードは、通常のイオンゴールドカードとなります。
ダイエー優待機能は、2年間の期間限定です。
発行時から、注意書きとして添えられていましたけどね。
ダイエー優待機能は利用していませんでしたが、貴重なカードが失われる瞬間に立ち会いました。
まぁ、良いか悪いかは別として、今でも保存していますけどね。
他のイオンゴールドカードを取得するためには
通常のイオンゴールドカードが配布されるにあたっては、以下の問題点があります。
- イオンゴールドカードではなく、イオンゴールドカードセレクトが欲しい
- 通常の券面ではなく、ディズニー・デザインが欲しい
- イオンゴールドカードは、一人当たり1枚しか発行できない
これは困った問題です。
どうせなら、イオンカードの中でも最も多機能なイオンゴールドカードセレクトが欲しいです。
しかし、ダイエー優待機能付からは直接発行できません。
また、イオンゴールドカード(ダイエー優待機能付)はVISAしか用意されていませんでした。
更新時のブランド変更はできないため、ディズニー・デザインの発行もできませんでした。
イオンゴールドカードセレクト(ディズニー・デザイン)を発行するためには
未だに、ゆきたんたんは悩んでいます。
目指すべきカードは、イオンゴールドカードセレクト(ディズニー・デザイン)であると考えています。
特別ディズニーが大好き、というわけではないのですが、この券面は気になります。
しかし、そこに辿り着くための道筋は結構長めです。
- イオンゴールドカードを解約する
- イオン銀行を開設する
- イオンカードセレクト(ディズニー・デザイン)を発行する
- インビテーション条件を満たし、インビテーションを取得する
- イオンゴールドカードセレクトを取得する
結構手間です。
これを実行するくらいであれば、素直にイオンゴールドカードを保持していてもいいかなと思います。
イオンが近場にあるわけではないので、イオン銀行をどうしても利用する必要はありませんので。
ここまでするくらいであれば、ポップなディズニー・デザインも可愛く思えてきます。
イオンゴールドカードとイオンカードセレクトは、それぞれ発行できますので。
最後に
イオンゴールドカードに関する思い出をまとめてみました。
この記事に共感して下さる方がいらっしゃれば、嬉しいです。
今更消滅したカードの記事を公開することには抵抗もありましたが、楽しい思い出でしたので。
そして、今現在も取り扱いをどうしようか悩んでいます。
改めて記事にすると、また悩み始めますね。
誰に見せるわけでもないクレジットカードの券面で悩めるのは、幸せな悩みかもしれません。