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マネックスアドバイザーは、運用方針を自分で決めるロボアドバイザー

ロボアドバイザーによる自動積立と資産運用

2016年頃から、ロボアドバイザーによる資産運用サービスが続々とリリースされました。
WealthNaviやTHEOなんかは、有名なロボアドバイザーですね。

ロボアドバイザーは、投資信託やETFなどの投資家に代わって自動で資産運用を行ってくれます。
商品選びから、ポートフォリオの作成、さらには売買まで、自動で実施する便利なサービスです。
これまでも証券会社やファンドマネージャの方々が投資家に代わって運用するサービスはありましたが、手数料が高いということがデメリットでした。
そのデメリットを解消するために、IT技術を活用したロボアドバイザーが登場しました。



マネックス証券のロボアドバイザー

マネックス証券のロボアドバイザーは、以下の2種類があります。

  • マネックスアドバイザー
    • ロボットに運用を任せるだけではなく、専門家によるマーケット見通しのレポートやニュースを参考にして、お客様ご自身で運用プランをカスタマイズすることもできます。
  • MSV LIFE
    • マネラップは、運用計画の作成から投資目標の達成まで、資産運用の全てをサポートしてくれる完全お任せ型のロボアドバイザーです。

マネックスアドバイザーは、比較的自分で運用方針を決定することができます。
一方で、MSV LIFEでは投資目標を設定した後は、完全にお任せとなります。

ゆきたんたんは、それなりの投資経験があるため、マネックスアドバイザーを選択しました。


マネックスアドバイザーの特徴

マネックスアドバイザーの特徴は、以下の3点と考えています。

  • 世界水準の低コスト運用
  • 最低投資金額の低さ
  • 貸株サービスの併用

いずれも、他のロボアドバイザーとは異なる特徴と考えています。
これらがマネックスアドバイザーを選択する理由です。

世界水準の低コスト運用

マネックスアドバイザーは、業界最低水準のサービス利用料で利用することができます。
具体的には、運用する資産に対して年率0.3%(税抜)です。

冒頭で記載したWealthNavi、THEOはいずれも利用料が年率1.0%(税抜)です。
長期で積み立てる場合には、この利用料の差で運用益に差が出る可能性があります。

また、マネックスアドバイザーは、国内ETFに積み立てを行います。
運用する金融商品にかかるコストは、0.2%以下です。
併せて0.5%という手数料は、十分に低いものです。

ブラックロック社のETFが自動積立できる

マネックスアドバイザーは、世界最大級の資産運用会社であるブラックロック・グループが提供しているiシェアーズETFを活用しています。
これらに対して、毎月の自動積立が行えます。

  • [1475]iシェアーズ TOPIX ETF
  • [1657]iシェアーズ・コア MSCI 先進国株(除く日本) ETF
  • [1658]iシェアーズ・コア MSCI 新興国株 ETF
  • [1482]iシェアーズ 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)
  • [1496]iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債 ETF(為替ヘッジあり)
  • [1476]iシェアーズ Jリート ETF
  • [1659]iシェアーズ 米国リート ETF

これらの商品から選択できるということが、ゆきたんたんがマネックスアドバイザーを選択した理由です。
他のロボアドバイザーは海外ETFを買い付けますが、それらは自分で積み立てていますので。
国内ETFを低い手数料で積み立てたいと考えています。

自動積立は、スマート積立ができる

マネックスアドバイザーは、毎月1万円から自動積立サービスが無料で利用できます。
スマート積立を使えば、資産配分を常に理想の状態に保つリバランス効果も得られます。
手動でリバランスを行うのではなく、買付時に自動的にリバランスを行ってくれます。

リバランスは、各ETFのバランスを目標値に近付ける作業です。
運用を行うと、どうしても利益が出る銘柄と損失が出る銘柄があります。
それを放置すると、理想の結果が出ない可能性があります。
それを回避するため、目標のバランスに寄せる行為がリバランスです。

最低投資金額の低さ

最低投資金額は、5万円です。
このハードルの低さも、投資を始めやすい大切なポイントかと思います。
あまり気負わずに投資を始めて、あとは積み立てで徐々に投資額を大きくする。
それができるということは、一つの魅力です。

貸株サービスの併用

マネックスアドバイザーで積み立てている国内ETFは、貸株サービスを利用することができます。
貸株市場に株券を貸し出すことで、貸した分の金利を得ることができます。

貸株サービスは、年0.1%の金利を得ることができます。
これは、銀行の定期預金よりも金利が高くなっています。
定期預金をするよりも、マネックスアドバイザーでの積み立てで金利を得る。
それだけでも、利用する価値はあるように思います。

また、貸株に設定していても配当を得ることができます。
貸株金利と配当をそれぞれ得られるので、毎月の細々とお金がもらえる楽しみがあります。


運用実績

ゆきたんたんは、マネックスアドバイザーを実際に利用しています。
運用成績としては、現在マイナスです。

マネックスアドバイザー
マネックスアドバイザー

長期積み立てを目的としているため、今はまだマイナスでもいいです。
どこかでプラスに突き抜けてくれたらと考えています。
勿論、このまま損失が広がる可能性もあります。
それも投資ですね。

比較的リスクを取るポートフォリオを設定しているため、これは許容範囲内です。
もっと手堅い選択をすれば、損失を出さないようなことも可能かと思います。


他サービスとの比較

他のサービスと比較すると、国内ETFのスマート積立という部分にメリットがあります。
これである程度は、お任せで運用することができます。

他サービスより運用商品数は少ないですが、ブラックロック社のETFなので大きな不満はないです。
今後銘柄数が増えれば、もっと選択肢が増えるのですが。

また、マネックス証券口座を開設している場合には、
わざわざロボアドバイザー用に口座を開設する必要がないのもポイントです。


最後に

今回は、ロボアドバイザーの一つ、マネックスアドバイザーについてまとめました。
他のロボアドバイザーも気になりますが、正直手が出ていないです。
どうしても、手数料が高いように感じています。

もともとマネックス証券の口座があるため、マネックスアドバイザーを気軽に利用することができました。
国内ETFの積立は便利なので、今後も継続したいと思います。
どのような結果が出るかは、お楽しみです。

投資は自己責任です。
でも、運用はとても楽しいものです。
これを楽しめるかどうかが、投資に向いているかどうかというところでしょうか。


はじめての人のための3000円投資生活

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