docomoとdカードGOLDの関係性について
dカードGOLDは、docomoのクレジットカードサービスの一つです。
元々、DCMXとDCMXゴールドとして登場し、2015年にdカードに移行しました。
同時にdポイントも始まっています。
このように、dカードGOLDはdocomoのサービスに左右されて機能が変わります。
少なくとも、名称が変わるほどの影響を受けています。
今回まとめる記事についても、随時アップデートが必要になるかもです。
まずはdカードGOLDの紹介として、一般的なところから記載できればと思います。
docomoユーザであれば、必携です。
docomoユーザでなくても、発行することで一定のメリットがある素敵なカードです。
dカードGOLDのメリット
dカードGOLDのメリットは、以下の4点が挙げられます。
- docomoの携帯電話料金が10%還元に(dカードGOLD限定)
- dポイントカードとして利用できる
- 決済額はdポイント1%還元
- iDによるクレジット決済サービス
特に、1点目のメリットがすごいです。
2、4点目については、他のカードで代替することもできますが、
これら全てが1枚のカードにまとまっていることに意味があると考えています。
docomoの携帯電話料金が10%還元に(dカードGOLD限定)
docomoユーザであれば、毎月の携帯電話料金の1%分がdポイントに還元されます。
ここで、dカードGOLDを発行していると、還元率が10%になります。
1,000円(税抜)につき、100ポイント進呈です。
少し前からですが、一人一台、携帯電話を持つ時代になりました。
どうせ携帯料金を支払うのであれば、少しでもお得な方がいいですよね。
格安simも話題ですが、どうせならdocomoをお得に使い倒したいと考えています。
また、ドコモ光の利用料金も10%還元となります。
携帯電話、ネット回線共にdocomo契約であれば、もっとお得になりますね。
残念ながらゆきたんたんは、まだドコモ光にはしていないです。
それでも、携帯電話だけで十分な還元率となっています。
dポイントカードとして利用できる
dポイントは、docomoのポイントサービスです。
これを利用するためにはdポイントカードが必要となります。
dポイントカード自体には決済機能は付与されておらず、通常のポイントカードです。
dカードGOLDは、ポイントカードとしても利用できます。
ポイントカードの機能も併せ持っているのであれば、便利ですね。
dポイント加盟店
dポイントは、加盟店がどんどん増えています。
ざっと有名どころを一覧化すると、以下です。
- LAWSON
- マクドナルド
- マツモトキヨシ
- やまや
- ノジマ
- 高島屋
- AOKI
- TOWER RECORDS
などなど。
普段利用されているお店もあるのではないでしょうか。
これらのお店では、dポイントを貯めたり利用したりすることができます。
ちなみに、LAWSONは最大5%還元となります。
dカードの提示、dカードの決済でそれぞれ1%還元、
LAWSONでのお買い物で3%OFFとなるので合計5%還元です。
dポイントクラブのクーポン
以下のお店では、dポイントクラブ(dポイントサービスの公式HP)のクーポンを利用できます。
dポイントを利用できないお店のクーポンもあったりするので、一度確認した方がいいです。
結構便利なクーポンがありますよ。
ただし、お店によっては月ごとにクーポンが変わるお店もありますので、
最新の情報はdポイントクラブをご確認下さい。
- LAWSON
- UchiCafe'SWEETS各種(チルド・予約商品除く)30円引き
- ドトールコーヒーショップ
- アイスコーヒー。SサイズをMサイズに、MサイズをLサイズに無料でサイズアップします。
- イオンシネマ
- イオンシネマの映画鑑賞料金が300円(税込)割引!
- カラオケビッグエコー
- <1ドリンクオーダー>一般料金から室料30%OFF
- <ドリンク飲み放題・ドリンクバー>一般料金から総額10%OFF
などなど。
ちょっと知っているだけで、お得な生活ができますね。
決済額はdポイント1%還元
dカードGOLDをクレジットカードとして利用した場合、決済額は1%がdポイントとして還元されます。
1%という還元率は一般的なものですが、dポイントで還元されるのはありがたいですね。
dポイントは様々なお店で利用できることは勿論、各種ポイントサービスにも交換できます。
- 日本航空(JAL)
- 5,000ポイント→2,500マイル
- Ponta
- 5,000ポイント→5,000Pontaポイント
- スターバックスカード
- 3,000ポイント→3,000円分
- ドトール バリューカード
- 3,000ポイント→3,000円分
なお、JALマイルやPontaについては、相互交換が可能です。
マイルやPontaの余りをdポイントにすることもできます。
iDによるクレジット決済サービス
dカードGOLDは、iDによる決済サービスにも対応しています。
カード自体にiDが搭載されていることは勿論、
おサイフケータイ搭載の携帯電話と紐付けることもできます。
iDによる支払いでは、非接触での支払いが可能です。
コンビニなどで、「タントン♪」と決済している人を見かけたことはないでしょうか。
あれが、iD決済です。
Suicaと同じように、端末に近付けることで支払いが完了します。
おサイフケータイと紐づけると、携帯電話で支払えるので便利です。
わざわざお財布を出さなくても、スマホでそのまま購入が完了します。
dカードGOLDの損益分岐点
ここまでで、dカードGOLDの数々のメリットについてご理解頂けたかと思います。
そうは言ってもゴールドカード、年会費が発生します。
dカードGOLDの年会費は、10,800円(税込)です。
近年のゴールドカードとしては平均的な金額かと思いますが、
dカードGOLDでは、発行するだけで年会費の元が取れる可能性があります。
それが、携帯電話料金の10%還元です。
月あたり、10,000円以上docomoの利用料を支払っている方は、
dカードGOLDを発行した方がお得になります。
以下の損益分岐点を確認すると、1年間でもらえるポイントの方が多いことが分かります。
月間利用料 (税抜) |
年間利用料 (税抜) |
dカードGOLD 年会費(税込) |
dポイント還元 | 差額 |
---|---|---|---|---|
8,000円 | 96,000円 | 10,800円 | 9,600ポイント | -1,200 |
9,000円 | 108,000円 | 10,800円 | 10,800ポイント | 0 |
10,000円 | 120,000円 | 10,800円 | 12,000ポイント | 1,200 |
11,000円 | 132,000円 | 10,800円 | 13,200ポイント | 2,400 |
12,000円 | 144,000円 | 10,800円 | 14,400ポイント | 3,600 |
なお、月間利用料には分割支払いにした端末代は含まれません。
また、月々サポートで利用料が減額される点にも注意して下さい。
つまり、こういうケースです。
項目 | 金額 |
---|---|
携帯電話料金 | 10,000円 |
端末代 | 5,000円 |
月々サポート | -2,000円 |
合計 | 12,000円 |
この場合、dポイントの還元対象となる金額は、8,000円です。
携帯電話料金から月々サポートを減額した金額が対象です。
端末代は対象外となります。
docomoの支払いには使えない
dカードGOLDの落とし穴として、docomoの支払いに使用してはダメというものがあります。
なぜかdカードGOLDは、docomoからの請求はdポイント還元の対象外となります。
そのため、docomoの携帯電話料金は、別のクレジットカードで支払いを行いましょう。
そうすれば、料金の10%をdポイントに還元し、その上でクレジットカードのポイントも貯められます。
ゆきたんたんは、ダイナースクラブプレミアムカードで2%還元としています。
dカード GOLD年間ご利用額特典
dカードGOLDでは、前年の年間ご利用額累計が、100万円(税込)以上、200万円(税込)以上のお客様に
それぞれ10,800円相当、21,600円相当の選べる特典を進呈しています。
年間利用額に応じて選べるコースは異なるものの、以下があります。
つまり、通常決済の1%還元と併せて実質2%還元となりますね。
- ケータイ割引クーポン
- d fashionクーポン
- d トラベルクーポン
- d ショッピングクーポン
- d デリバリークーポン
ゆきたんたんはダイナースクラブプレミアムカードがメインカード(2%還元)のため、
こちらのサービスにはあまり魅力を感じていませんが、
dカードGOLDは十分にメインカードになり得ると考えています。
最後に
今回は、docomoユーザ必携のdカードGOLDについて紹介しました。
dカード自体の紹介もないまま、dカードGOLDのご紹介です。
2018年5月にdポイントクラブのステージ制度に変更が発生したため、
dカードを発行する理由が少なくなってしまいました。
(改定前は、dカードを発行するとブロンズクラスが確約されていました)
まだまだメリットの多いカードですので、改めて第二弾を記載できるよう頑張ります。

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